2025年9月
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2025年9月1日(月)
9月になっても内地では危険な暑さが続いている。釧路のここ4日の最高気温は、29日(金)20.5℃、30日(土)20.3℃、31日(日)18.7℃、1日(月)21.1℃だ。この後、何日かは夏日になる日もあると思うが確実に秋へと進む。
六花亭「季節のお菓子」。今月と来月は「ポテトパイ」だ。好物なので毎年楽しみにしている。
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2025年9月2日(火)
ドジャースの試合がない日は平穏だなあ。
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2025年9月3日(水)
NHK BSのMLB中継を毎日見ている。大谷翔平がMLBに移籍した2018年のシーズンからだから8年になる。NKK BSは解説陣、アナウンサー陣ともに素晴らしい。
解説者は新井宏昌、荒木大輔、井口資仁、伊東勤、今中慎二、岩隈久志、岡島秀樹、小早川毅彦、斎藤隆、田口壮、武田一浩、田中賢介、長谷川滋利、山下大輔などだ。MLBの知識が豊富なだけでなく、選手として実績を残したメンバーなので技術論にも説得力がある。
アナウンサーは池野健、内山俊哉、大坂敏久、北嶋右京、高木修平、竹林宏、冨坂和男、中村泰人、野地俊二、宮田貴行などベテランと中堅が揃っている。
これらのアナウンサーに共通しているのは、NHKのアナウンス室から子会社のNHKグローバルメディアサービスに出向していることだ。同社がMLB中継の制作会社だからだ。スタッフともども一体となって放送しているのだ。
MLB中継は開幕戦は現地に赴くが、あとの試合は東京のスタジオで現地テレビ局の映像をモニターしながらの放送だ。さすがのNHKも現地からの実況はそうはできない。見る側としても今の体制で充分だ。来年のWBCは放送権を得たNetflixによる配信のみになるようだが、NHK BSのMLB中継はこれからも今のままずっと続けてほしい。
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2025年9月4日(木)
Google Chromeの機能に「Chrome でページを読み上げ」が加わった。試してみたが、なかなかの優れものだ。自分の間違いにも気づかせてくれる。
これまで、過去のことを指す「かつて」を文字にする時、「かって」と「つ」を促音(ちいさな『っ』)を用いていた。これをChromeの読み上げでは「勝手」の発音だったので、あれ?と思ってATOKイミクル(広辞苑第七版、大辞林4.0)で調べたら「かって」ではなく「かつて」だとわかった。勉強になる。これから日々巡回先の長文ブログを読む時などに重宝しそうだ。
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2025年9月5日(金)
ドジャースは投打ともによろしくない。打たれる、打てないでは勝てない。でもこれ、今が最悪ということだ。これから投打そろって上向きになる。そしてポストシーズンでそれがピークに達する。今の不調はそういうことだ。
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2025年9月6日(土)
今朝の連続テレビ小説(再放送)「チョッちゃん」で、春風亭小朝がバイオリンを弾いた。へぇ~と思って検索したら本人のブログがヒットした。それによると、【引用開始】ヴァイオリンをギコギコしたのは小学校4年生以来であります【引用終了】とあった。
このドラマ、世良公則もWikipediaに【引用開始】3歳から高校2年までバイオリンを習い【引用終了】とある。なるほどだ。おそらく子役の2人もバイオリンが弾ける中から選んだのだろう。
それで思い出すのは、同じ連続ドラマの「カムカムエヴリバディ」だ。この中でオダギリジョーはトランペッターだった。これは吹き替えだったが、その運指が見事だった。ホントに吹いてる?と思うほどだった。かなり練習したのだと思う。
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2025年9月7日(日)
あのさあ、パヘスの守備なんだけど、あの場面は3-0でリードしている9回裏2死、それもあと一人で山本由伸ノーヒット・ノーランだったのだよ。右翼手の頭上を越える飛球に対して、フェンスのクッションボールを待って、三塁に進むのを阻止する場面でないのだよ。打者が二塁に止まろうが、三塁に進もうがどうでもよかったの。場合によっては、クッションボールが転がってランニングホームランになってもよかったんだ。解説の小早川毅彦が言うように、どうしてフェンスに張り付いてホームランキャッチを試みなかったの?フェンスの高さと打球からして、挑んでみるべきだった。結果として捕れなくも仲間の投手がノーヒットノーランを目前にした力投に応えるプレーになったはずだ。パヘス、全然状況を理解していなかった。若さ露呈で済まないよホント。
それから言うまでもないけど、リリーフのトライネンとスコットはダメだ。スコットは2試合連続のサヨナラ負け打を与えた。というか、何試合も抑え失敗を見せられている。なんで、一昨日、三者三振に抑えたイエーツを出さなかったの?どうして、7月トレードでリリーフ陣補強と言っていたのにやらなかったの?信じられないよホント。
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2025年9月8日(月)
新米5キロ6千円超
ふざけてる
その気になってる
米買わない
米食べないポスト石破
右傾化に歯止めかけられる人 -
2025年9月9日(火)
16時過ぎから20時頃まで歓楽街にいた。そもそも夜に出かけることは稀なので、昨年の暮れ以来かと思う。で、アジア系外国人がグループでいるのが多かった。チェーン店のラーメン屋の前で順番を待っていた。いやいや、並んで食べるならそこじゃないっしょ、すぐ近くにラーメン〇〇があるのに・・・。と思いながら見ていた。ネット上の情報はそんなもの、ということか?
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2025年9月10日(水)
9月の白金野営場行はパスして、10月の紅葉を目当てに富良野・美瑛行をと思っている。ただ、秋の白金野営場行は一昨年、昨年と続いたので、どうしたものかとも思う。この際、今月と来月の両方もいいかな。ちょっと考えてみよう。
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2025年9月11日(木)
ロト6を買った。6個の数字で3個あたれば1,000円戻ってくる。それが1個もあたってなかった。一時、1,000円があたって、それを元手に続けて買ったらそれもあたったことがあった。こんなものかな?と思ったら、3匹目のドジョウはいなかった。それから暫く経っての今日だったが、6個すべてが違う数字というのは確率的にはどうなのだろう?購入を続けたらいつか大きくあたるかな?継続は力なりかな?こういう時に用いる諺でないか。
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2025年9月12日(金)
キヤノンが新しいコンデジを発売する。IXY650mだ。9年前に発売したIXY650にmが付いた。ネット情報によると、メモリーカードがSDカードからmicroSDカードになったくらいで、Wi-FiでのPCへの画像転送とPictBridge対応(PC不要)プリンターへのダイレクト印刷機能がなくなったとのこと。スペックダウンだ。機種名の「m」はmicroSDカードを強調するものなのか、マイナーチェンジのmなのか、何れにしても旧機種名なのだから、内容も大きく変わるわけでない。それで、予想の実勢価格は5万5千円程度なので前評判は芳しくない。
今年になって発売されたPanasonicのLUMIX DC-TZ99も撮像素子1/2.3型なのに6万円くらいする。今、コンデジを作ろうとすれば、それだけコストがかかるということなのだろう。だけど、買う側にしたら、以前のごく普通のコンデジに5万、6万出すの?となってしまう。どこか、ごく普通のコンデジを3万円で発売してくれないかな。
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2025年9月13日(土)
昨夜、北海道ではチコちゃんではなく、ローカルの「あなたの町の映像アルバム 釧路編」が放送された。釧路が水産、石炭、製紙の町として栄え、その物流を支えたのが鉄道だった、という流れで懐かしい映像がいっぱい出てきた。
『♪ そんな時代もあったね』の釧路だが、今日の北海道新聞は、釧路市議会が市長提出の補正予算案を否決の可能性大、と報じている。
前市長:JR釧路駅高架化と合わせて高架下道路を建設する。その具体策として、道路をL字型にしてバス専用にする。
現市長:高架下道路はL字型でなく直線にして一般車両も通す。それには設計変更に2千万円を要するので予算の補正が必要。
新聞には補正予算案が否決された場合の市長の対応には触れていない。はて、そうなったら市長はどうするのだろう?
1.何事もなかったかのように前市長時代の計画に戻す。2.市議会を解散する。3.市長を辞任して再立候補する。4.市長を辞任してそのまんま。
2の市議会解散は伊東市と一緒にされそうだが、あっちは主客転倒だ。不可解極まりない。こっちは市政の施策対立だ。本来の権利行使の範疇だ。
4の辞任してそのまんまだが、なんとなくというか、何の根拠もないのだが、無きにしも非ずかなと思う。
それはそれとして、釧路駅高架化は今さら感が強い。30年以上前に頻りに議論された時期があった。その時は街が一つになれずにフェードアウトした。その直後、隣の帯広駅高架化が実現した。今、釧路駅高架化、駅前と駅裏がつながる高架下道路の建設、その効果、等々、疑問有りだ。
釧路-網走(釧網線)、釧路-根室(花咲線)は風前の灯火だ。これが廃線になると、JR釧路駅に残るのは根室本線の帯広-釧路だけになる。それがホントに存続されるのか?そっちのほうが気になる。
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2025年9月14日(日)
妻が12日(金)から白金野営場にいっている。昨日は雨で空いていた野営場だが、今日は盛況だと画像が送られてきた。確かに広場にこれだけのテントが張られたのを見るのは久々のことだ。昨年、9月末に自分が行った時も顔なじみの管理人さんが、敬老の日の3連休がお盆なみに混んだと言っていた。キャンプシーズンの最後を楽しもうとする人が多いのだと思う。
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2025年9月15日(月)
妻が3泊4日の白金野営場行から帰ってきた。土産はいつもの富良野銘菓「へそのおまんぢう」のこし餡とごま餡だ。美瑛産小豆を使っている。好物だ。
「敬老の日」は自分が中学生の時に国民の祝日として制定された。この時、「建国記念日」と「体育の日」も制定された。「体育の日」は東京五輪開会式の日であった10月10日なので、なるほどということだったが、「建国記念日」は紀元節の復活という批判があった。政治的思惑だとして議論された。それに比べると「敬老の日」は批判が少なかったが、デパートの商戦に利用されるだけ、お年寄りへの労りは特別な日ではなく、日常的であるべき、といった声もあった。
と書くと自分の記憶にあったように思われるかもしれないが、実のとこは今朝のラジオで「敬老の日」について前述のように懸念する面もあったというのを聞いて、そういえば「敬老の日」ってそうだったなと思い出した。同時に「建国記念日」制定に反対する動きがあったことも思い出した。
「敬老の日」は懸念されたとおりになったが、それを言うと元々あった「成人の日」は、呉服店を支える祝日になっている。
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2025年9月16日(火)
スコットとイェーツが立ち直ったかと思ったら、今度はトライネンだ。ロバーツ監督の投手起用にも難があるように見える。
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2025年9月17日(水)
連続テレビ小説(再放送)「チョッちゃん」の本放送は1987年(昭62)前期だった。ちょうどこの年の夏、初めてキャンプをした。初めてというのはファミリーキャンプのことで、キャンプは高校の合同キャンプ(クラス単位、部活単位などのグループが合同で行ったキャンプ)以来だったから、キャンプそのものは17~18年ぶりだった。
妻の叔母からテントを借りて、寝袋の代わりに毛布、家で使わなくなった折りたたみ脚のテーブル、食器は家で使っているもの、それにカセットフー(イワタニの携帯コンロ)といった"装備"だった。回ったキャンプ場は、層雲峡、当麻、そして白金野営場(美瑛町)だった。
子どもたちもキャンプを喜んだので、すぐにテントなどを買うことにした。当時は、アウトドア雑誌があって、その名も「Outdoor」それに「BE-PAL」を読み漁って、テント、寝袋、テーブル、椅子、コッヘルなどをリストアップした。
そのメモを持って意気揚々と札幌の「秀岳荘」にいった。ところが、付いてくれた担当の人は、テントを張るキャンプ場、その時期、キャンプのメンバーなどを明確するように求め、その結果、自分がリストアップしたものはことごとく却下された。
自分の体験としては、前述のキャンプしかなかったので、担当の方がすすめるままに購入した。ダンロップのテント(当時はファミリーキャンプ用のテントも製造販売していた)をはじめ、すべての用具について特性を説明してくれた。
おかげで、子どもたちが進学するまでの十余年の間、装備品に不具合がないままファミリーキャンプを楽しむことができた。ある時、かなやな湖(南富良野)にテントを張った。強風雨になって、朝になってみると周りのテントが被害(ポールが折れたり、浸水したり)に遭っていたが、わが家のダンロップは何事もなかった。
40年近く前に買ったこれらの用具は、テントと寝袋、椅子は新たにファミリーキャンプを始める知人に譲って、そこからまた他の人に渡った。テーブルは今も妻が自室で使っている。コッヘルも現役で、鍋はキャンプだけでなく日常的に活躍している。
妻と二人の生活になってからテントはモンベルのムーンライトIII(残念ながら『III』は廃盤になった)を二つ揃えた。その他の用具は、夏だけでなく春・秋にも使えるものを条件に買い求めた。そして、いろいろなキャンプ場を巡ったのは1987年と翌年だけで、以後は専ら白金野営場にしている。
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2025年9月18日(木)
今季の白金野営場行は7月に1回だけだったので、今月にもう一回と思っていた。でも、来週のまん中にシフトが組まれたので、行くとしたら28日の週から野営場の閉鎖になる来月4日にかけてだ。そうなると本格的な寒さ対策が必要になる。モンベル ムーライトIIIでは厳しいからロッジになるし、ロッジでも寒いから電気毛布持参になる。そうするか、キャンプはパスして紅葉の時期にするかだ。もう少し考えてみよう。
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2025年9月19日(金)
先発・リリーフ合わせて与四球10で失点1というのはどう考えたらいいのだろう?要所を抑えたのか?相手チームの拙攻に助けられたのか?
それにしても、コーペックのように3登板のうち2登板は四球を与えてイニングを投げきれずに降板する投手をなぜ使うのだろう?7月のトレード期限までにリリーフ陣補強が出来なかったツケが回ってきてるとしか言いようがない。この分だと短期決戦のポストシーズンを勝ち進むのは至難に思える。
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2025年9月20日(土)
今日のテレビ情報だと旭岳の紅葉は例年の1週間遅れだという。秋の白金野営場行は都合が合わないので、富良野・美瑛の紅葉目当てで来月のどこかでと思っているが、19日からの週かその翌週か迷うところだ。
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2025年9月21日(日)
対ジャイアンツ4連戦の3戦目は、先発のグラスナウが初回に4失点だったが、その後を凌いだこともあって7-5で勝利した。大谷翔平は53号本塁打を放った。
日刊スポーツより【引用開始】MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、これでドジャースの対ジャイアンツ戦の成績は1288勝1287敗、19引き分け。ドジャースは1896年8月8日以来、129年ぶりに勝ち越したという。【引用終了】
MLBはあらゆる記録を持ち出してくる。デジタルが成せる技だと思うが、デジタル以前の100年近い分のスコアブックをデーターベース化したのはすごいことだと思う。
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2025年9月22日(月)
妻が職場旅行から帰ってきた。ホントは昨日のはずだったが、線状降水帯発生の被害で札幌-釧路の特急が全休、レンタカーも空いていなくて延泊になり、今日の丘珠-釧路で帰ってきた。妻はパートだから指示に従うだけだったが、総務担当の職員は大変だったとのこと。JRの復旧は暫くかかるようだ。
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2025年9月23日(火)
自民党総裁選の候補5人は揃って尖った政策封印とのこと。靖国神社参拝、夫婦別姓容認などがそれになるらしい。なんだか小っちゃいなあ。右傾化を嫌う向きや保守右派の旧安倍派の票もほしいからがその理由。これなら与党内野党と言われて総裁になったけど何も出来なかった石破さんと同じだ。裏金議員には自民党を出ていってほしい!カネと政治の元凶は党を去れ!くらい言ってほしいものだ。
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2025年9月24日(水)
不甲斐ないリリーフ陣に腹が立ってしかたないので、ChatGPTに気を鎮めるお薦め曲を挙げてもらって聴いた。
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2025年9月25日(木)
ドジャース勝ったよ。
先発スネルが6回1失点の好投。7回は復帰した佐々木朗希が打者3人を危なげなく抑えて4-1での8回裏、気迫のベシアが被安打2与死球1の乱調、リリーフしたエンリケスも被安打2で2人で3失点(記録はベシアの失点3)、今日もダメかあと思ったら、9回裏はカーショーが出てきて3人で退けた。
延長になってドライヤーが与死球2で2死満塁。そこにトライネンが登場。ありゃ~・・・と思ったら、ストライク先行で見事な火消し。11回表にエドマンのタイムリーで5-4とリードして、その裏はロブレスキーが8球で抑えた。勝利投手トライネン、セーブがロブレスキー。
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2025年9月26日(金)
その昔、オートフォーカス以前、シャッター押すだけ(自動制御)のカメラが今となっては不適切な表現の呼称とともに広く普及した。その時、カメラもとうとうここまで来た、と思った。でも、すぐにオートフォーカス機が登場した。そして、カメラはフィルムからデジタルになった。さらに今はスマホのカメラが圧倒している。
スマホのカメラにはAIが搭載されて、レンズを被写体に向けるだけでフレーミング、シャッターチャンスまで自動になった。露出やホワイトバランスは言わずもがなだ。曇り空も青空にできる。動画から静止画も作成できる。
そのうち、「ブレッソン風」とか「森山大道風」と指示すると、それっぽい画像を撮ってくれるようになるかもしれない。ひょっとして既に存在したりして。
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2025年9月27日(土)
学生アパートの窓から見える風景は、田圃と点在する住宅だった。遠くに丹沢山塊が連なっていたが、富士山を望むことは出来なかった。その窓から外に目をやったら、のっそのっそとアパートに向かってくる人がいた。なんだかT(高校時代の級友)に似ているなあと思いながら見ていたらTだった。
京都から訪ねてくれたという。それならそれで連絡をくれたらいいのに、いない時だったあるのに、と言うと、その時はその時だ、と返ってきた。30年後、今度は「今釧路に着いた」と現れた。神奈川から車で東北・北海道旅行をしているという。その時も同じ問答の繰り返しになった。
そのTから今年も新米が届いた。米農家ではない。自分も取っているからついでだと言う。このご時世、こしひかり10kgはついでじゃない。「ください頂戴で頂きますと万は下らない」そのものだ。だけど、ここの米は美味いから食ってくれ、としか言わない。小心者の自分は、のっそのっそと歩き何を問われても、その時はその時だと返すTをずっと羨ましいと思っている。
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2025年9月28日(日)
録画しておいたBSテレ東の「土曜は寅さん!『男はつらいよ 拝啓車寅次郎様』」を見た。全48作の47作目だ。平成6年12月公開だから30年前の作品だ。渥美清さんはこの作品と最終48作目は首にストールを巻いている。体調が悪いのが首に顕れていたのだろう。それでも、これまでの寅さんとは明らかに違った。ファンはそれがわかっていても、寅さんは寅さんだと受けとめた。
この「拝啓 車寅次郎様」では、満男が大学の先輩の妹(牧瀬里穂)といい感じで終わる。でも、次作では泉ちゃん(後藤久美子)といい関係なのかな?になる。
結局、満男が誰と結婚したかわかったのは、48作(『男はつらいよ 寅次郎紅の花』:平成7年12月公開)から24年経って公開された特別編(『男はつらいよ お帰り寅さん』:令和元年12月公開)でだ。相手はこれまで登場したことがない人物で既に他界していた。泉ちゃんは国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の職員となり、欧州で暮らして、結婚相手も外国人だと描かれていた。
満男は小説家になり、サイン会で泉ちゃんと再開した。二人に思いはあったが、自制する年齢にもなっていた。亡妻の法事に上京した義父は、満男に身を固めるのに遠慮はいらないと告げる。満男は義父が帰った後、何も法事の席で・・・と反発する。それを母親(さくらさん)に咎められる。
柴又にはおいちゃん、おばちゃん、妹さくらと夫の博がいて、いつも面倒を起こす寅を温かく迎えてくれる。寅さんの一番の理解者はさくらだったが、満男も子供の頃から寅さんを認めていた。連れ合いを亡くした満男は、その境地に達したのだと思う。
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2025年月9日29(月)
羽鳥慎一さんの「モーニングショー」で、大谷翔平が1本差でホームラン王を逃したことについて、どうして昨日の試合を休養日に充てたのかの論議があった。ポストシーズン1試合目に先発登板するので、そのためには休養が必要だった、ということで落ち着いた。もし、1試合目に登板しなかったら「納得できない」がぶり返す感じだった。だが、放送された時間にはネットでは、ロバーツ監督の発言から、ポストシーズン1試合目はスネル、2試合目は山本由伸が有力視されていた。
これについては、大谷翔平は常にチームの勝利を最優先していることは、これまでの言動で明らかだから、本人の中では整理がついていることだと思う。ファンとしては、ホームラン王獲得回数は気になることだが、本人にはこだわりがないのだろう。
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2025年月9日30(火)
9月が終わる。明日からは第3四半期だ、と思ったのは現職時代だ。普段の生活は暦年で年越しと正月で年が変わったが、仕事では1年の単位が年度(4月~3月)だったので、第3四半期は決算見込みと次年度予算が中心だった。その仕事を離れて8年になるが、未だに「明日から10月」と聞くと第3四半期の日々が思い浮かぶ。夜遅くなって、同僚と立食い蕎麦を食いにいくと客はほとんどがタクシードライバーだった。その立食い蕎麦屋はもうない。今だったら牛丼屋かな?

