今朝の釧路は晴れです。気温は−2.7℃(5:00)、気圧は1020hPaです。予報は晴れ昼過ぎから曇り。予想最高気温は4℃です。
東京の桜開花宣言は、14年ぶりに日本一早い桜になったとのこと。これから連日のように各地から桜開花宣言が届き、1カ月かけて東北青森に達します。気象庁の開花予想は、昨日が3回目ですが、北海道はまだ登場しません。桜前線が道南松前に上陸するのは4月末になります。そして釧路で開花するのは5月中旬から下旬になり、毎年、根室と「日本一遅い桜」を競い?ます。でも、ホントの日本一は、
大雪山系旭岳温泉の桜です。6月下旬から7月上旬に開花します。この桜は、寒さに強い千島桜で、28年前に厚岸(あっけし=釧路と根室の中間)から移植したものです。
上の1枚目の画像は、久々にフィルムカメラで撮ったものです。実際に撮ったのは、結構前なのですが、現像・プリントしてもらったのが昨日でした。あれ?こんな写真いつ撮った?の1枚です。これはデジタルカメラでは味わえない感覚ですから、フィルムカメラの魅力のひとつかもしれません。
カメラは上の2枚目の画像にある京セラ T PROOFです。レンズがカールツアイスのテッサー35mm f3.5 です。今となっては、京セラがツァイス社と提携していた証です。京セラはCONTAXの冠で高級コンパクトカメラを出していましたが、これは京セラ名で廉価であってツァイスのレンズが使えるがウリでした。もうひとつの特徴は、ローアングルファインダーがあることです。これは、カメラに目をつけず上から覗くスタイルで構図を決められるので、ローアングルのほかに、人を撮る時でもカメラを意識させずにシャッターを押せるというメリットもありました。さらにPROOFは生活防水機能を意味します。このカメラ、なかなか優れものなのです。調べたら、1995年(H7)の発売ですから、12年前のカメラです。
1995年というと、北海道新聞にスキー場再生に向けて、北海道運輸局が検討委員会を発足させたとの記事がありました。1995年は、道内スキー場のリフト利用者数がピークだった年だそうです。それが今は40%減となり、スキー場も31箇所が閉鎖されたとのことです。同じ紙面には、旭川に近い西武系の深川スキー場も閉鎖されるとありました。そこで、スキー場再生となって、道運輸局のほかに競技団体、旅行会社、スキー場を経営する会社が集って検討委員会発足となったわけです。
スキー人口の減少は、若者が携帯電話の出費が嵩むため、スポーツに親しむ余裕がないからと言われています。若者に携帯を捨てスキー場へ行こうと言っても無駄ですから、ここは映画館に倣って中高年優遇策を講ずるのはどうでしょう。夫婦50割引と60歳以上はゴンドラ・リフト一律1000円。たとえ、ゴンドラ無料と言われても、若い時のように本数はこなせません。日に5〜6本で充分です。その分、休憩する時間が多くなるので、レストラン・喫茶の営業に貢献します。これ、結構いけると思います。