今朝の釧路は晴れです。気温は2.8℃(6:00)、気圧は1023hpaです。予報は晴れ、夕方から曇り、予想最高気温は14℃です。
1979年(昭54)の今日、わが社は営業を開始しました。従って今日は、創業記念日です。社の設立は8月で、職員が顔を揃えたのは9月でした。あれから26年です。28歳だった私も54歳になって、一丁前の口を利いていますが、それは建前であって、本音の部分は全然成長していません。ですから、時々、自分でも可笑しくなる時があります。で、今日は創業記念日ですが、特に何もしません。休む人、早番の人、遅番の人、といつもどおりです。何もしないというのは、わが社の慣わしみたいなものです。普段が、イベントの日々ですから、自分のところはイベントなしです。
そこで、この5年間、どんなんだったか、
Mujinaさんのマネをして
過去の日記を読み返してみました。私にとっては、日記を読み返さないこと、というのが日記を長続きさせる条件なのですが、今日は例外です。
2004年11月3日は、朝からDVD「オールウェイズ」を見ています。オードリー・ヘップバーン生涯最後の台詞That to gain your freedom, you have to give it.『 自由は人に与えて初めて手にできる 』に感激しています。ホリー・ヴァランスとステイシー・オリコのCDもレンタルしています。
2003年11月3日は、テレビで全日本大学駅伝を見ています。「愛知の熱田神宮から三重伊勢神宮までの106.8km、8区間です。予選(選考会)で、神奈川大、順天堂大、中央大といった馴染みのある大学が姿を消していたので、興味半減といったところでした。結果は、東海大が初優勝。2位に大東文化大、 3位は山梨学院大でした」と書いています。駅伝、マラソン、ラグビーは欠かしたことがありません。
2002年11月3日は、「今日は文化の日です。国民の祝日に関する法律には、『自由と平和を愛し、文化をすすめる』のが文化の日とあります。23年前の今日、私の職場は営業を始めました。 28歳の時でした。毎年、この日が来ると『初心忘るべからず』と心に誓います。でも、世間は3連休。羨ましい気持ちが初心を上回ってしまいそう・・・。今日の昼は、創業記念日を祝って、醤油ラーメンにおにぎりもつけましょう」と、やはり最後は食い物で終わっています。
2001年11月3日は、「昨日は、九十九里浜に行ってきました。釧路の鉛色の海と違い、淡く青い柔らかな海でした。午後からは、日本橋丸善でジャズのミニライブを楽しみました。夜は門前仲町からお台場のフジテレビに行くことになり、球体にある中華飯店で食事をしました。東京タワーが近くに見えたのが意外でした。帰りは『ゆりかもめ』にも乗りました」とあります。九十九里浜と書いていますが、広末涼子さんが主演した映画「秘密」のロケ地、太東灯台に行ったのです。50歳の男がすることではありません。ミーハー丸出しです。夜、フジテレビの中華飯店では、東京の友人にご馳走になったのでした。あれは美味でありました。
2000年11月3日は、倉本聰さんの随筆を読んだことを書いています。「柿落とし(こけらおとし)のことで、倉本聰のエッセイに面白いことが載っていました。サントリーホールでの粋な演出のことです。サントリーホールの”売り”は、そびえるようなパイプオルガンです。開演時間が来て、照明にオーケストラが浮かび上がると、パイプオルガンの前に進み出る人がいます。観客はパイプオルガンの演奏から始まるのだと思います。でも、その奏者は立ったまま、パイプオルガンの音を試すかのように、たったひとつの音をブワ〜ンと響かせただけです。すると、オーケストラがその音を合図にチューニングを始めました。一風変わった光景のなりゆきを見つめると、パイプオルガンの奏者が客席に向かって振り向きました。見ると、その奏者はオーナーの佐治敬三だったのです。オーナーは微笑むと一礼をして袖に下がりました」とありました。これ、洒落た話なので、その後もあちこちで、見てきたように喋っています。「見た者でないとわからないけどさ」が私の口癖です。
文化の日に、こんなつまらない日記を最後までお読みいただき、ありがとうございます。