心太と書いてところてんWeb        HOMEに戻る       他の月を選ぶ

2005.11.30 鉄人28号は年下だった
今朝の釧路は晴れです。気温はプラスの4.4℃(5:00)と暖かです。気圧は991hpaです。予報は晴れ、予想最高気温は5℃です。

昨日は大荒れの天気でした。出勤して間もなく大粒の雨が降り出し、風もついて台風のようになりました。午後からは雷が近くで鳴り出し、漫画で見るような稲妻が何度も走りました。釧路では珍しい光景なので、暫し手を休めて窓の外を見ていました。「これが、もし雪だったら大変だったねぇ」の声にホントにそうだと思いました。

ほぼ日刊イトイ新聞(デリバリー版)第1063号(2005年 11月28日配信)に美術館の監視員が作品の前で居眠りをしていたことが書かれていました。あの仕事、辛いだろうなあと思います。都会の美術館なら、入場者も多いでしょうから、作品のことを聞かれたり、色々な気配りも必要でしょうが、田舎の美術館なら無人状態の時間が結構あると思います。私は、十勝・上川の美術館巡りを年に1回はするのですが(と書くと美術に関心があるようですが、実際は美瑛・富良野に行くついでです)、その時も、うとうと監視員を目にすることがあります。でも、とても非難する気持ちにはなりません。ホント、大変だなあと思います。それから、監視員さんは女性ばかりで、毛布を膝にかけていますが、あれは、展示場の室温管理が作品の維持管理優先なので、じっと座っていると寒いのだと思います。それと、うとうとの時、視線防止の役目もあるのかなとも思います。なんだかんだ、美術館の監視員さんは、つらい仕事だと思います。

鉄人28号が50歳になったとの記事がありました。あれ?あんまり歳が違わないんだ。それも4つも年下だったんだ。それじゃ、正太郎少年は団塊の世代なのか?そんなことを思いました。主題歌は、『♪ ビルの街にガォー 夜のハイウエイにガォー』で始まり、『♪ ビューンと飛んでく鉄人28号』で終わるのですが、テレビを見ていた人なら誰しも、その後の『♪ グリコ グリコグゥリィコー〜』まで歌うと思います。『♪ どんがぁ どんがらがった どんがぁ どんがらがった 国松さまのお通りだい・・・・・ハリスのかぜーハリスのかぜー 』の「ハリスの旋風」も『♪ 胸のポケットハリスガム』が提供でした。この二つは、スポンサー名が歌に入っていたのです。それでもって、「突撃マッキーバー」は、『♪ ミツワ ミツワ ミツワー石鹸』で、『♪ ローレン ローレン ローレン』の「ローハイド」は、『ペンタックス ペンタックス 望遠だよ 望遠だよワイドだよ』の旭光学でしたが、これらは主題歌に企業名がなくても、番組とともに長く記憶に止まっています。

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2005.11.29 ビリー・バンバン
今朝の釧路は曇りです。気温は−1.4℃(5:00)、気圧は1010hpaです。予報は雨、予想最高気温は9℃です。

昨日は定休でしたので散髪にいってきました。何度行っても店の名前が覚えられませんが、調髪、髭剃り、洗髪で¥1,890という廉価な理髪店です。「今来た方、7番の椅子にどうぞ」と一人が言うと、全員で「7番の椅子にどうぞ」と合わせる元気のいい店です。いつもは30分くらいかかるのですが、昨日はバリカンの達人だったので、20分くらいで終わりました。この早いというのが一番いいです。散髪が終わって、信号待ちをしている時に「宝くじ」の幟が見えたので、久々にロト6を買いました。年末ジャンボは職場で共同購入しているので、この暮れは、宝くじでダブルの一攫千金になるかもしれません。いや困ったな。

昼食はパンでした。家内がサークルの仲間に聞いてきた釧路で2番目に人気のある なんとかかんとかというパン屋さんのパンでした。どうも、カタカナの店名は覚えられません。なぜ、理髪店やパン屋さんの名前は、そろいもそろってカタカナになったのでしょう。まあ、「ピーターパン」くらいは記憶に止められますが、あとの洒落た名前は、聞いてもすぐ忘れます。どうして、一守屋とか平和軒とか三共パンとか、日野のパンとか西村のパンというようにならないのでしょう。それにパン屋さんなら、ジャムパン、あんパン、クリームパンは、昔ながらのシンプルなのを作ってほしいです。って、誰に言えばいいのかな?で、釧路で2番目に人気のあるパン屋さんのパンは、金時豆のパンが美味でありました。

NHK-FM「つのだ☆ひろのこだわりJ-POP」は、ビリー・バンバンの特集でした。その1曲目は「白いブランコ」でした。『♪ 君はおぼえているかしらあの白いブランコ』です。この歌、1969年(昭44)のヒット曲です。高校の文化祭のハイライト「KBS紅白歌合戦」では、数組がこの歌でした。ギターのコードが簡単なので、誰でもすぐに弾けたせいです。そして、イントロはトランペットで始まります。そこをホントにトランペット(当時はトタンペット)で演奏した組は点数が高かったのです。なんか懐かしい思い出です。

ビリー・バンバンの代表曲というと、やはり「さよならをするために」ではないでしょうか。『♪ 過ぎた日の微笑みを みんな君にあげる』です。この歌は、テレビドラマ「3丁目4番地」の主題歌でした。作詞は、そのドラマの主人公を演じた石坂浩二さんでした。共演が浅丘ルリ子さんで、お二人はこれが縁で結ばれたと記憶しています。夜の街並みを窓から眺めていると、パチンコ○○というネオンの「パ」の字の電球が切れていて、浅丘ルリ子さんが怒るというシーンがあったと思います。1972年(昭47)の放送でした。

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2005.11.28 一人暮らしとラジオ
今朝の釧路は晴れです。気温は−3.1℃(6:00)、気圧は1015hpaです。予報は晴れ。予想最高気温は6℃です。

昨日は予報になかった雪が降りました。すぐに止むだろうと思ったら、なんか本気っぽくて、夕方には辺り一面が白くなりました。今朝、日の出直前に撮ったのが上の画像(リンク切れ)です。予報になかっただけに、まだ夏タイヤという人もいると思います。GSはタイヤ交換で混み合うことでしょう。

昨夜は、家内がサークルのおでかけで一人で夕食を摂りました。いつもは、食事の時はテレビを見ないのですが、昨日は無意識にスイッチを入れていました。あれ?一人で暮らしていた時は、どうだったかな?と思い出してみたのですが、やはり、テレビをつけていたと思います。一人だと、黙々と食事をするというのは、どうも味気ないというか、テレビというよりも音がほしいという感じです。そこで思ったのですが、テレビが普及する前は、一人暮らしの人は、食事の時はラジオを聴いていたのでしょうか?私の記憶では、相撲や「サザエさん」を家族で聴いていた光景は思い出すのですが、それ以外のラジオが登場する場面というのはありません。一人暮らしとラジオ、今度先輩に聞いてみます。

YAHOO!の先週の「今週のオススメ」にあった日本夜景遺産を度々覗いていました。北海道を見ると、残念ながら道東の掲載はありません。そこで、私が経験したお薦めの夜景をひとつ。それは、オンネトーです。雌阿寒岳と阿寒富士の麓にある湖ですが、ここにある野営場は夜になると一切の光がありません。あるのは月と星だけ。風のない時には、満天の星空が湖に写ります。周りの静けさに怖さもありますが、なんとも崇高な光景が広がります。ただ、月が湖面に映えることは度々あっても、星が写る機会は少ないです。それだけに夜景遺産というのにふさわしい存在だと思います。

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2005.11.27 「寅次郎子守歌」
今朝の釧路は晴れです。気温は−5.9℃(5:00)とちょっと冷え込みました。気圧は1016hpaです。予報は晴れ昼過ぎから曇り。予想最高気温は6℃です。

今、NHK-BS2で「男はつらいよ」シリーズ全作放送中です。昨夜は第19作「男はつらいよ寅次郎と殿様」が放送されたはずです。はずですというのは、わが家にはBSがありません。保健所の許可が下りません(いつも、すみませんねぇ変わり映えしないオヤジギャグで)。で、昨日は、TSUTAYA DISCAS 宅配DVDレンタルから届いた「男はつらいよ寅次郎子守歌」を見ました。シリーズ第14作で1974年(昭49)12月の公開です。正月に銀座の松竹セントラルで見たことを覚えています。これが、東京で見た最後の「男はつらいよ」でした。この作品、マドンナは十朱幸代さんです。30歳の看護婦を演じています。寅さんは40歳。妹さくらに博さん、印刷工場のタコ社長、等々、みんな若いです。

寅さんが佐賀の呼子港で知り合ったのが、かみさんに逃げられた風采の上がらない男。これが月亭八方です。その逃げたかみさんが踊り子をしていた小屋の主人が春川ますみ。男には、かみさんが残していった乳飲み子がいます。女主人にきちっと育てるように説教された男でしたが、寅さんと飲んだ翌朝、赤ん坊を置いたまま消えます。それで、寅さんは赤ん坊を背負い、九州から東京葛飾柴又の「とらや」(後に『くるまや』に屋号が変わりますが、あの有名処との関係からなのかな?)まで帰ってきたので、いつもの一騒動となります。

十朱幸代さんは、博さん(寅さんの義弟)がケガをして通院した病院の看護婦さん。だんごを買いに「とらや」に来たのを寅さんが見て一目惚れ。その十朱さんが毎週土曜の午後から通っているのが、町のコーラスグループ。その団長が上条恒彦さん。やはり十朱さんに惚れています。で、寅さんが叶うはずないから、諦めろと言いつつ恋の指南役となって、2人は目出度しめでたしとなります。最後はいつもの年賀状で、「思いおこせば恥ずかしきことの数々、今はただ後悔と反省の日々を過ごしております」となるのでありました。

「男はつらいよ」を見ると、爆笑シーンはそのままなのですが、なぜか少しだけ哀しい気持ちにもなります。懐かしいというのは、そういうことなのかな。歳を知ることなのかな。そんなことを思いました。

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2005.11.26 作詞:岩谷時子
今朝の釧路は快晴です。これで連続13日晴天です。気温はプラスの4.8℃(6:00)と暖かです。気圧は1007hpaです。

昨夜は、越路吹雪さんのドラマを見ました。中島みゆきさんが音楽を担当した三夜連続の「女の一代記」です。一昨日は、瀬戸内寂聴さんを描いた宮沢りえちゃん出演のドラマだったのですが、頻繁に「Dr.コトー」のテーマ曲にそっくりの音楽が流れたので、ちと気になりました。でも、昨日は、そういう場面が少なかったので、気が散ることはなかったです。知らなかったのは、岩谷時子さんが越路吹雪さんのマネージャーだったことです。てっきり、作詞家(だけの)の人だと思っていました。「いいじゃないの幸せならば」「夜明けのコーヒー」といったフレーズは、越路吹雪さんとの会話から生まれたようです。これぞドラマだなと思って見ていました。

岩谷時子作詞、弾厚作作曲というと、加山雄三さんのヒット曲の数々です。『幸せだなー 僕は君といるときが一番幸せなんだ』の「君といつまでも」をはじめ、「お嫁においで」、「旅人よ」「夜空を仰いで」等々です。中でも、私は「霧雨の舗道」が好きでした。歌詞は『銀色の雨降る 静かな夜 君と二人で黙って・・・』です。中学生の時にヒットしたのですが、いかにも都会的で惹かれました。今も寺内タケシさんバージョンを iTunes に入れています。

これも岩谷時子さんとのコンビ(作曲の弾厚作は加山雄三本人)ですが、「ぼくの妹に」という曲があります。『♪ ぼくの妹なら 愛ひとすじに 』です。これは、妹役が中田喜子さんで、TBSの東芝日曜劇場「ぼくの妹に」というドラマ(不定期10回放送)になりました。私の思い出のドラマベスト3に入る存在です。TBSのサイト(前述のリンク)では、「平均視聴率は21.6%、最高視聴率はなんと28%を越えた秀作ドラマで、加山雄三の“若大将”のイメージがクローズアップされる作品に仕上がっている」とありますが、私は若大将のイメージから脱皮した加山雄三を確立した作品だと思っています。このドラマ、DVDにしたら懐かしく思う人も多いと思います。

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2005.11.25 逆転現象
今朝の釧路は晴れです。気温は−1.5℃(6:00)、気圧は1012hpaです。予報は晴れ、夜には曇り。予想最高気温は7℃です。

先日配信された「ほぼ日刊イトイ新聞(デリバリー版)」に『あなたの今年は、どんな1年でしたか』とありました。昨日、ラジオでも同じことを言っていました。もう1年を振り返るの?ならば、12月はどうなるの?と思いました。今の時期、もし赤穂浪士にそんなこと聞いたら複雑です。討ち入り前に今年を振り返るわけにはいかないでしょう。それに、Xマスだってこれからです。12月24日が今年一番の思い出になる人もいっぱいいるはずです。大晦日だってこれからです。あの「冬ソナ」だって、大晦日の夜のシーンがなくては語れません。やはり、今年を振り返るのは、大晦日に紅白を見て、ゆく年くる年の除夜の鐘を聞きながら、というパターンがいいと思います。

愛車の話です。91年式アコードなのですが、この前、家内が後部座席に乗った時、背もたれの下のほうから冷たい風が入ってくると言っていました。そうしたら、昨日、漬け物をいただいたのでトランクに入れておいたら、車内に匂いが広がっていました。車も14年経つと隙間ができてくるようです。これからは、漬け物のシーズンで、あちこちから自慢の数々をいただくので、今日からは、トランクに匂いを封じ込めるようにクーラーボックスを入れておきます。

今朝、日記を書くのにココログにログインしょうとしたら、画面が変わっていました。何かなと思ったら、@Nifty会員以外にも無料で提供する「ココログフリー」が始まっていました。従来は、Niftyの会員は無料、会員以外は250円/月だったと思います。思えば、無料ブログが普及している中で250円とはいえ有料というのは無理がありました。これで、Niftyもようやく対等です。と思ったら、このココログフリーは、Niftyの会員へのサービス以上の機能を提供しています。アクセス解析、スタイルシートの編集、フォトアルバムという機能が、Niftyの会員には提供されず、会員以外にだけ提供されます。逆転現象です。Niftyの会員に同じサービスが提供されるのは、来年の3月とのことです。こういうのあり?おそらく、Niftyの会員はパソ通時代からの顧客なので、離れることはないだろうとの読みなのでしょう。そういうことであれば、この際、ドコモのように長期割引も始めてほしいところです。元々、ファミリープランはあるのですから、ネットの先輩格として、そのくらいの度量を見せてほしいところです。

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2005.11.24 ぽかぽか うとうと
今朝の釧路は晴れです。気温はプラスの3.6℃と暖かです。気圧は1010hpaです。予報は晴れのち曇り。予想最高気温は9℃です。

昨日の午前中、街に出た帰りにヨーカドーに寄りました。家内の買い物です。こういう時、以前は店内の書店で時間を潰しました。でも、今は書店が撤退したので、車で待つことが多いです。昨日は快晴で、ポカポカと小春日和の雰囲気でした。平面駐車場に車を停めて、道行く人を眺めていました。親子連れは概ねにこやかです。中高生の女の子達は、飛び跳ねながら叫ぶような会話です。中高年の夫婦は、買い物袋を二人で分けて持っています。そうか、こういう時は荷物運びをするのか。なるほどなあ。と思っていると家内が戻ってきました。

午後からは、文庫本を読みました。でも、途中で眠ってしまいました。椅子からずり落ちそうになって、びっくりして目が覚めました。夜は、久々に菅野美穂さんのドラマを見ました。そして、その途中でまたウトウトでした。なんか、ポカポカとウトウトの1日でした。

IBMのPC部門を買収した中国の聯想が、買収後初のノートPCとして、ThinkPad Z60を発売しました。モバイル機ですが、Xシリーズを踏襲せずにZシリーズとしたことが、旧ThinkPadファンにとっては救いでした。聯想は、IBMのロゴを5年の使用期限にこだわらず、「ユーザーが望まなくなった時にはずす」と言っています。このユーザーは、いうまでもなく旧ユーザーのことではありません。

PCとは桁違いの話が、トヨタがGMを抜いちゃうかもというニュースです。う〜む。記事にあるように、そうなったら経済面の日米摩擦という懸念もあるのでしょうが、それよりも国民感情が大きな要素だと思います。スーパーマンの時代から、アメリカの自動車産業は象徴であり、日本にとっては憧れだったわけですから、追いつけ追い越せは、かけ声だけにしておいたほうが良いように思います。

終わりは明るい話題。松井が女優の戸田菜穂さんと結婚するらしいというニュース、どんな人かなと思って検索したら、向田邦子ドラマのレギュラー陣のお一人でした。いいのではないでしょうか。松井は若くして人格者ですから、きっと落ち着いた家庭を築くと思います。

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2005.11.23 日藝の広告を見た
今朝の釧路は晴れです。気温は−4.6℃(6:00)、気圧は1021hpaです。予報は晴れのち曇り、夜遅くには雨。予想最高気温は7℃です。

昨日、書店で「音楽の友」を手にとって捲っていたら、日本大学藝術学部音楽学科の広告が載っていました。大学もPRの時代だと聞きましたが、天下の日芸も宣伝をするのだと少し驚きました。もっとも、日芸が学生を集めるのに苦労するわけがありません。ちょっとしたアピールなのでしょう。ならば、アサヒカメラには写真学科、テアトロ(あまり読んだことないけど)には演劇学科、キネマ旬報には映画学科、美術手帖(これも読んだ記憶ないけど)には美術学科、まだ学科があった気がするけど・・・そうそう放送学科があったと思いますが、でも放送関係の雑誌となると何があるのかな?思いつかない。まあ、そういった雑誌に各々の学科の広告が載っているのだろうか?と、ふと思いました。

日大で思い出すのは、安田講堂の攻防をテレビで見ている時、秦野警視総監の話が出て、「日大法学部は、ほうそうかい に強い」と聞きました。私は、へぇ〜放送界には日大の法学部卒が多いんだと思いました。でも、法曹界のほうでした。高校生にもなって、そんなことわからないのかと言われたことを覚えています。でも、法曹界って、なんとなく坊さんを想像するのは今も変わりません。

SMAP×SMAPのコントにもなった生協の白石さん。私は東京農大の生協だと思っていましたが、東京農工大でした。あまり馴染みがないように思って検索してみたら、畏れ多くも国立大でありました。大学の沿革を見たら、131年前の1874年(明治7年)に農事修学場から始まっています。キャンパスは小金井と府中にあります。恥ずかしながら、全然知りませんでした。で、生協のホームページには、書籍注文サービスもあって、大学生協のイチオシ本コーナーには、ちゃんと「生協の白石さん」もありました。そして、「がんばれ、生協の白石さん!」というブログも立ち上がっていました。

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2005.11.22 信金が病院になった
今朝の釧路は晴れです。気温は4.8℃(5:00)と10日ぶりにプラス気温です。気圧は1012hpaです。予報は晴れ。予想最高気温は7℃です。

昨日、2年に1度しか用のない信金さんに行きました。以前住んでいた地域なので、裏道にも詳しい所にあります。駐車場に入るには、表通りからよりも裏からのほうがスムーズに出入りができます。で、車を停めて自動ドアーが開いたら、あらびっくり。行内が一変していました。カウンターの位置も全然違います。それに金融機関らしからぬ匂いが・・・あれ、ここ病院だ。裏道から行ったので、1軒手前の病院を信金と勘違いしたのです。途端に自分のことながら、可笑しさがこみあげてきました。通帳に手がかかったところで気がついて良かったです。でも、病院の人は、入ってきたと思ったら、驚いた顔をして、急にニヤニヤして出て行った私を怪しんだと思います。近年、通常と違うことは、まず自分を疑えと思っているのですが、どうもその場にならないと気がつきません。ダハハのハです。

信金で番号札を取って待っている間に、子どもの頃、銀行員は15時になったら帰れていいなあ。働く時は銀行がいいな。と考えていたことを思い出しました。昔は銀行員というと堅物で、何よりも社会的信用は随一でした。近所で頭がいいと言われた友達のお姉さんは、必ずといっていいほど銀行員になりました。小学3年で転校した先の学校には、日銀に勤める親を持つクラスメイトがいて、そこの家には釧路に売っていないものがいっぱいありました。とにかく、銀行というと上流というイメージでした。それが変わっても、銀行がその時代を象徴する存在であることは変わりません。

昨日読んだ文庫本で、なるほどと思ったことです。音楽への情熱についてのことです。昔は、LPレコードを聴くとき、お目当ての曲順の溝に針を落とすことができた。それを好きな順に並べたオリジナルのベスト版カセットも作った。そういう手間が音楽への情熱に比例したものだ。それが今は、デジタルで何の造作もなくできてしまう。ベスト版もすぐに製品化される。簡単に聞くことができるから、そこに情熱が生まれない。だから、すぐに飽きてしまう。その結果、過去の時代が持っていた音楽の共有というのが、今はなくなった。というものでした。これ、私の場合は、カメラにあてはめて考えるとよくわかります。手間にはリズムがあって、そこに楽しさもあります。それが、モノへの愛着に繋がるのだと思います。文庫本にも、音楽で一人のアーチストに惹かれると、次に誰の影響を受けたのかを知りたくなる。そうやって、幹を知り枝を知ることで、楽しみの幅が増していく。とありました、これなんか、カメラにもぴったり言えることです。私が歩んできた道は、間違いではありませんでした。

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2005.11.21 興奮した
今朝の釧路は快晴です。気温は−4.5℃(6:00)、気圧は1022hpaです。予報は晴れ夜には曇り。予想最高気温は6℃です。

Qちゃん、やりました。昨日は、テレビに向かって声を出しての応援でした。手を胸につけるようにして走るQちゃんのフォームは、最後まで乱れることがありませんでした。レース前に自ら足の故障について語った時は、一抹の不安がありました。ひょっとして勝てないことへの予防線?とも思ってしまいました。でも、Qちゃんは、それで吹っ切れたようです。スタート前には、サングラスを鼻眼鏡にして周囲を見回すオトボケポーズにも余裕がありました。スタジアムを出た後も終始トップ集団で、20kmを過ぎたあたりからは、全く不安を感じませんでした。そして、35.8kmのスパート(この時、テレビは後方集団を追い始めたので、テレビを叱りつけました)。今回はサングラスを捨てませんでした。ぐんぐんと引き離す力強い走り。坂にかかってもペースが落ちず、逆に膝をあげるリズミカルな走りに勝利を確信。その後は完全な独走でゴール。タイムは平凡でしたが、マラソンはかけ引きなのですから上出来です。レース後のインタビューでは、2年間の思いをはき出すように多弁でした。それはそれで良かったです。次はアジア大会、そしてオリンピック選考レース。確実にメダルへの復帰をはたしていくでしょう。やっぱりQちゃんです。

黒田さんと礼宮の婚礼に関する映像で、黒田さんのクラシックカメラを構える礼宮という図がありました。あのカメラ、何かな?数日したら検索でヒットするかも。と書きました。やはり、思ったとおりでした。カメラは、フォクトレンダーのプロミネントI I だそうです。画像(リンク切れ)を探しましたが、I I型と明記したのを見つけることはできませんでした。その中で、きれいな画像(リンク切れ)で説明も詳しいサイトがありました。小俣光之さんのその名も「小俣光之ホームページ」です。カメラに限らず趣味の品がずらっと並んだ中にプロミネントの画像(リンク切れ)がありました。さすが、カメラに品があります。

Mujinaさんが見つけた心理テストを私もやってみました。偶然性のものだと思いますが、結構的を射っていると思いました。面白いです。

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2005.11.20 スポーツ三題
今朝の釧路は晴れです。気温は0℃(6:00)、気圧は1018hpaです。予報は晴れ昼過ぎから時々曇り、予想最高気温は7℃です。

今朝のNHK総合「たべもの新世紀」は、『伝えたいラム本来のおいしさ〜北海道・白糠町』でした。羊牧場を取材したものです。その中で、白糠町を釧路市から車で1時間と紹介しました。でも、残念。先月の3市町合併で、新生釧路市は、白糠町を飛び越えた音別町を含んだので、その音別から白糠町はすぐの位置です。それから、「半年は雪に閉じこめられる」とも言っていました。でも、惜しい。せいぜい3カ月といったところです。と、テレビに向かって言ってみました。この番組、キャスターは桜井洋子さんです。昭和26年生まれの同い歳です。ニュースを担当した頃、天気予報では、何かと釧路を取り上げてくれました。そのこともあって、親しみを感じる存在です。今日の放送では、帽子を被って、がっちり防寒の装いでしたが、取材後は温かい鉄砲汁でもご馳走になったことでしょう。白糠は漁港の町でもあります。

フィギュアスケートのグランプリシリーズ第四戦、フランス杯第一日で首位に立った浅田真央選手、トリノオリンピックの星かと思ったら、年齢制限で出場できないとのこと。あと何ヶ月早く生まれていたら・・・。という差らしいのですが、4年後のバンクーバーまでメダルがお預けというのは、何とも惜しいことです。スピードスケートのW杯ソルトレーク大会第2日では、男子500mで加藤条治選手が34秒30の世界新記録をマークしました。清水宏保選手の記録を100分の2短縮です。加藤選手は20歳ですから、こちらはトリノ確実です。それから今日は、東京国際女子マラソンにQちゃん登場です。足の故障を自ら語ったことが気懸かりですが、Qちゃんらしいレースを見せてほしいです。

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2005.11.19 快晴
今朝の釧路は快晴です。気温は−3.1℃(6:00)、気圧は1013hpaです。予報は晴れ、夕方から曇り。予想最高気温は9℃です。

北海道の日照時間は、1670時間(年)で全国40位(総務省統計局:統計でみる県のすがた H14年版) なのですが、これは道北、道央が冬になると連日の雪という気候のためです。しかし、道東に関してはこの逆で、北見、帯広、釧路は常に全国ランク上位です。釧路の日照時間を見ると、1941時間と全道平均よりも271時間長くなっています。12月のだけのデータでは、帯広218.3時間、釧路207.1時間、広尾189.2時間と全国上位を道東が占めています。ただ、これは冬型の気圧配置によるもので、寒くなると一気に日照時間を稼いでいる結果です。夏はというと、オホーツク海高気圧の影響で雨が多く、釧路ではこれに霧が加わるという天候です。日照時間のほかに快晴率というのもあって、これの世界一は、択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島の北方四島です。国民の悲願であるそのスローガンを口にしてみればわかります。ホントのところは沖縄かな?

昨日、通勤の時に車のメーターを見たら、88888kmでした。キリ番です。自分への記念品は「ガラコ解氷剤」です。私の車は、電子燃料噴射装置なるものが付いていないキャブレター車とかで、リモートエンジンスターターが装着できないのです。ですから、毎朝、パジャマにアノラックを着て、アイドリングのためにエンジン始動をしなければなりません。今の時期ならすぐにガラスの霜も融けますが、来月あたりからは、解氷剤が必要になります。91年車ですから、あれこれ辛抱しなくてはなりません。そして、まだまだ頑張ってもらわなくてはなりません。

三洋電機が家電撤退との記事がありました。わが家の電機製品を見回してみると、FFストーブがサンヨーでした。今季、オーバーホールに出したら、さすがメーカーの面目躍如という感じで、新品のように機能が回復したので喜んでいました。サービスマンの対応も良かったので、サンヨーを見直しました。28年前にクウェートに行った時は、サンヨーはトップメーカーでした。SONYの四文字よりもSANYOでした。なぜなのか聞いたら、先発だったのが一番の理由ではないかとのことでした。ちなみに車はランサーが多かったのですが、今は、三洋電機、三菱自動車ともに落日の感があります。サンヨーで印象が強いのは、サンカラー(テレビ)「薔薇」です。浜口庫之助さんのほのぼのとしたCMソングもありました。あと、ラジカセの「U4」もヒット商品ではないでしょうか。オーディオブランドは「OTTO」でしたが、これは都はるみさんが否定していました。「♪ おっととっとぉ〜いけないよ〜」。珍しいところでは、パソコンもあったように思いますが、定かな記憶はありません。何れにしても、サンヨーはシャープとともに庶民的で親しみやすいメーカーです。今後は、サンヨーは日常的に目にする製品は作らないようですが、どこかでまた面白い製品を発表してほしいものです。

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2005.11.18 幸福度は何点?
今朝の釧路は晴れです。気温は−4.3℃(5:00)、気圧は1018hpaです。予報は晴れ。予想最高気温は6℃です。

昨日、滝川市(札幌と旭川の中間)では、32cmの積雪があったとのこと。ニュースでは、除雪車が出動して、市民が車の雪をはらっている映像が流れました。この時期に本気に降られたのでは敵いません。札幌の国際スキー場も頂上付近の積雪が70cmに至り予定よりも早くオープンしたとありました。多雪地帯は、早くも来る日も来る日も除雪という状況のようです。

YAHOO!ニュースからです。幸福度調査の記事がありました。阪大の社会経済学研究所が実施したものです。6000人を対象にしたアンケートで、幸福感を10点満点としたら、「あなたは何点?」と尋ねたものです。その結果、25%の人が5点と答え、7点が20%、8点が18%と続いたそうです。そして、この結果を年代、住む場所、職業で分類すると、30代で都会で暮らす専業主婦が、一番幸せだと思っているとのこと。これを見て、幸福感半分の5点と答えた人が一番多かったのは、いかにも日本での調査だなと思いました。まん中にいれば無難というのは、わからぬわけではありません。で、自分はどうかというと、家内や周りの人からは、「あんたは幸せだねぇ」と言われます。そうなると、そういう気分になるもので、「ぼくは幸せだなあ」と思います。点数にすると9点でしょうか。いや10点と言ってもいいかな。それじゃ、そのまん中の9.5点ということにします。って、やっぱり、まん中を選ぶことになります。

昨日、紅白の司会はSMAPの中居君と仲間由紀恵さんだと書きました。朝のテレビで、決まったような言い方だったのです。でも、昨夜のYAHOO!ニュースでは、「噂と違って」との表現で、みのもんたさんと山根アナだと伝えていました。中居、仲間を期待した層には、みの、山根の組み合わせは、肩すかし以上でしょう。ひょっとして、噂を流したのは民放?ただ、NHKはグループでの司会をきめており、これは第1弾だと言っています。いってみれば、みの、山根コンビは総合司会役といったところでしょう。このあと、時期をみて人気タレント登場となるのだと思います。でも、そんなに手の込んだことをしなくても・・・と思うのも正直なところです。

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2005.11.17 今年も紅白
今朝の釧路は晴れです。気温は−3.9℃(5:00)、気圧は1014hpaです。予報は晴れ。予想最高気温は7℃です。

釧路は昨日の夕方、初雪を観測しました。といっても、降ったというだけで積もるには至っていません。同じ道東でも帯広や北見などは雪が多いのですが、釧路・根室は少雪地帯です。雪といえばスキーですが、札幌の近くにある中山峠スキー場はすでに滑走可能です。大雪山系の旭岳、黒岳の滑走許可も近いと思います。こういう話題になると冬を実感します。

今朝のテレビで、NHK紅白の話題を取り上げていました。司会はSMAPの中居君と仲間由紀恵さん。それにユーミンが出演(歌合戦だから出場かな?)するのが目玉です。今年の紅白は、「スキウタ 〜紅白みんなでアンケート〜」を実施するなど人気回復に相当力が入っています。私は、わが家にテレビがやってきた昭和34年から、ずっと紅白は欠かしたことがありません。レコード大賞はウィンクが受賞した時から、見なくなりましたが、大晦日というと、やっぱり紅白です。近年の紅白では、南沙織さんの1日限りのカムバックがよかったです。今年はユーミンさんがどんなステージにするのか興味があります。シンプルな舞台は考えにくいのですが、かと言って、ライブのような装置は紅白では無理でしょうから、どうなるのか楽しみです。

松井がヤンキース残留、4年62億円です。やはり、日本人もメジャーをめざすべきです。文字どおり桁が違います。駒大苫小牧の田中投手が、2年生投手の奪三振記録で松坂を上回ったことで、メジャーも注目との記事がありましたが、これが実現したら、道民の夢も広がります。もし、可能ならFAではなく、いきなりメジャーがいいです。もし、ヤンキース田中が実現したら最高ですが、その前に春の甲子園があり、夏への挑戦もあります。駒大苫小牧の香田監督は、一人に頼るチーム作りはしないの方針のもとに田中を特別扱いをしないことを明言しています。まずは、しっかり身体つくりをしてほしいです。なんたって、駒大苫小牧は北海道の星です。

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2005.11.16 駒大苫小牧三冠達成
今朝の釧路は晴れです。気温は−3.4℃(6:00)、気圧は1012hpaです。予報は晴れのち曇り、夜には雪か雨。予想最高気温は7℃です。

駒大苫小牧が、夏の甲子園、秋の国体に続いて明治神宮大会も制しました。三冠達成は史上初とのことです。ロッテがパ・リーグ優勝、日本一、アジア一になったのと似ています。これで、春の甲子園は、駒大苫小牧が明治神宮大会優勝枠で出場しますので、北海道はもう1校が参加できることになりました。1月に選考会があるのですが、順当にいけば秋の北海道大会決勝戦で駒大苫小牧に敗れた北海道栄高ということになります。ただ、この2高は南北海道の同じ室蘭地区です。それに15-2と大差がついての決着でした。そういう観点で見ると、準決勝で5-4と惜敗した旭川実業は北北海道に属します。ここをどう判断するかだと思いますが、何れにしても、春も北海道から2校が出場できることは喜ばしいことですし、それを実現した駒大苫小牧はホントにすごいです。

昨日の訪問者数を表すカウンタは、一昨日の3倍でした。アクセス解析を見ると、10時〜12時までの3時間だけで、一昨日の数字に至っていました。こういうことは、年に1〜2度あります。テレビのクイズ番組で、「心太」は何と読むかという出題があった時です。ブログのタイトルが「心太と書いてところてんblog」ですから、「心太」を調べようとした人達が、検索経由でこのブログを開くのです。でも、昨日は「心太」ではありませんでした。皇室専用車である「プリンスロイヤル」の検索でこのブログがヒットしたためです。9月1日の日記「プリンスロイヤル引退」がそれです。昨日は、大きな祝典がありましたので、その際に「プリンスロイヤル」という言葉がテレビで伝えられたのだと思います。畏れ多いことです。

昨日は、テレビ各局、お祝い番組だったのですが、その中で、黒田さんが紀宮にクラシックカメラを説明する映像がありました。テーブルに3台のカメラが置かれていて、その中の1台を紀宮が手にとって、ファインダーを覗く場面でした。あのカメラが何なのか気になったのですが、私の知識ではわかりませんでした。それを一目で言い当てられるレベルを持つ人達の間では、ネット上でも必ず話題になるはずですから、数日後に検索したら、わかるかもしれません。

今朝のテレビで、札幌円山(まるやま)動物園の職員が、寄付された動物の餌を自宅に持ち帰って処分を受けるとのニュースを報じていました。今年の夏、東急ストアで火事騒ぎがあって、水を被った食料品を売り物にならないので、動物の餌にしてと寄付したそうです。ところが、米や刺身といった動物の餌にならないものがあったので、捨てるのはもったいないからと飼育担当の職員で分けたというのです。これが明るみになって、札幌市としては、寄付されたものを山分けとは申し開きができない。ということらしいです。でもこれ、どうすれば良かったというのでしょう。もし、動物が食べない食料品を捨てていたら、「善意の寄付を捨てる」と、これも報道機関が飛びついたと思います。ならば、寄付した東急ストアに不要な食料品を返すのが適当だったのか。それはできないでしょう。はたして、ホントに配慮に欠けたことなのか、疑問が残るところです。

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2005.11.15 映画「ALWAYS 三丁目の夕日」
今朝の釧路は晴れです。気温は−4.7℃(05:00)、気圧は1014hpaです。予報は晴れ昼過ぎから時々曇り。予想最高気温は7℃です。

昨日は定休でしたので、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」を見てきました。夫婦どっちかが50歳以上なら、2人で2000円の「夫婦50割引」です。ありがたいことです。映画館は、平日の午前中にしては入っていました。それも予想どおり年齢層が高かったです。久々に自分が平均年齢以下という映画館を味わいました。

主役は、鈴木オートの夫婦に堤真一さんと薬師丸ひろ子さん。その向かいの三文小説家 兼 駄菓子屋「茶川商店」の店主が吉岡秀隆です。酒が入ると芥川賞最終選考まで残ったと嘯く癖があって、その名は茶川竜之介です。この映画、見る前はキャストに?がつきました。どうも、薬師丸ひろ子さん、それから茶川文士が惚れる居酒屋の女性を演じる小雪さんが苦手でした。特に小雪さんは、どこがいいの?という感じで、Panasonicの65型プラズマも、この人がCMに出ているので買い控えしていました。でも、今日でその考えは変わりました。2人とも、いい女優です。今まで毛嫌いをして損しました。こういうことって、よくあるんです。開眼です。

この映画、東京タワーが建った昭和33年が舞台です。若い人達にとっては、東京オリンピックも世界一高い東京タワーも、そして戦争さえも一括りですが、我々の世代にとっては、明確な時代のステップとして記憶にある出来事です。どの映像を見ても懐かしく、スクリーンの中で飛び回るように遊ぶ子供が、7歳の自分とだぶって見えます。障子貼りで、喜々と古い障子を破るシーンなどは、47年前のわが家の光景が、はっきりと甦りました。この時代に生きた人達にとっては、東京のシーンであっても、そこに見たのは故郷のそれだったと思います。そして、映画を見終わった時、単なる郷愁だけではなく、今の自分を省みる気持ちになると思います。この映画でいう夕日は、その日への感謝と明日への希望です。

予告編にもいい作品がありました。1本は、健さんの「単騎、千里を走る」です。もう1本は、三谷幸喜さんの「THE 有頂天ホテル」です。この2本、正月映画として見逃せません。

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2005.11.14 なんたって長嶋ですから
今朝の釧路は晴れです。気温は−2.1℃(6:00)と冷え込みました。気圧は1015hpaです。予報は晴れ時々曇り。予想最高気温は7℃です。

昨日は、東日本女子駅伝がありました。北海道は8位でした。以前は、後ろから数える順位が常でした。先日行われた東日本女子実業団駅伝では、ホクレンが2位でしたから、確実に力をつけています。高校野球だけではなく、冬のハンデを吹き飛ばす勢いが北海道に漲っています。根ざすというのが北海道の力です。時間がかかっても着実にという活動が実ってきた感があります。いいことです。

昨夜は、ロッテ−サムソン戦を見ました。アジアシリーズ2005を制したのはロッテでした。その余勢で、バレンタイン監督が、来日するブッシュ大統領にクラブ世界一決定戦の実現を訴えるとの記事がありました。でも、実現はむつかしそうです。少なくても大リーグ側では、大リーグそのものが世界一を競う場だと思っているはずです。日本のプロ野球界を見てもわかるとおり、その中から選ばれた人だけが大リーグに集っているわけです。もし実現するとしたら、それも大リーグ側が本気で臨むとしたら、レギュラーシーズンの試合数を減らさないと現実のものにならないと思います。おそらく、それはないでしょうから、実現はむつかしいと思います。

今回のアジアシリーズ2005で注目したのは中国です。中国に野球を教えたのは長嶋が監督解任の後でした。確か長嶋は、中国の球場初の本塁打を放っているはずです。ですから歴史は浅いのです。今のところ、力の差は歴然ですが、個人技に優れた選手が何人か目につきました。お国柄、可能かどうかわかりませんが、日本や韓国で活躍する選手が出てくれば、全体のレベルアップも早いと思います。なんたって、中国に野球を教えたのは長嶋ですから。

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2005.11.13 早起き?夜更かし?
今朝の釧路は晴れです。気温は3.9℃(5:00)、気圧は1014hpaです。予報は晴れ。予想最高気温は9℃です。

昨日は、19時のニュースを見ていたはずなのですが、いつの間にか1時半になっていました。ソファーで寝てしまったのです。そのまま雑誌を読んだり、テレビを見て朝を迎えました。久々のことです。テレビは、NHK総合の「ロビン・ウィリアムス自らを語る」を見ました。この番組、7月末に富良野のホテルでも見ました。その時は、キャメロン・ディアスでした。100分に亘り、演劇のこと、生活のことを話すのは自信の裏付けです。昨夜の放送では、ロビン・ウィリアムスの「リスクを冒さなければ、新しいものは得られない」という言葉が印象的でした。それにしても、深夜に起きているのは、どことなく落ち着きません。昨夜は、家内は職場の観楓会で阿寒湖畔温泉泊でしたから、誰にも遠慮はいらないのですが、なんか変な感じでした。これは、子どもの頃、夜更かしして「マルマン深夜劇場」を見ていた頃の雰囲気と同じです。

昨日、TSUTAYA DISCAS 宅配DVDレンタルから届いたのは、東宝社長シリーズ「社長洋行記」と「雨よりせつなく」でした。TSUTAYAのこのシステムは、リクエストを最低でも 20枚登録します。その中から順番が回ってきたDVDが宅配されます。ですから、人気のある作品は、必ずしもリクエスト順位を上にしても送られてくるとは限りません。で、「雨よりせつなく」は、いつ、なぜリクエストしたのか記憶がありませんでした。邦画で主演は、田波涼子、 西島秀俊の2人です。どちらも知らない俳優ですが、田波涼子はカリスマモデルとのことで、西島秀俊はNHKの時代劇で見たかな?という感じでした。この映画、30 歳を前にして仕事に燃える女性が、10年前に恋人を亡くした男に惹かれるというストーリーです。淡々と女性の心理描写を続ける作品です。この淡々としたところに好感を持ちました。映画だからこそ描ける部分だという気がしました。主人公が持つ携帯(の機能)によって、前の場面から時間が経ったことを知らせるというのが、いかにも最近の作品であると思います。

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2005.11.12 20年ぶりに褒められる
今朝の釧路は曇りです。曇りですが、晴れそうな雰囲気を漂わせたり、曇りに戻ったりといった感じです。思わず、青空に向かって、頑張れといいたくなる天気です。気温は0.8℃(6:00)、気圧は1013hpaです。予報は曇りで午後から晴れ。予想最高気温は9℃です。

昨日は2カ月に1度の病院の日でした。ホントは4日の予約だったのですが、仕事の都合でキャンセルしました。そうなると、びっしり混んでいるので、一般外来で順番待ちをするしかありません。昨日は病院の入口が開く6時半に合わせて行きました。その甲斐があって、昼前には出勤することができました。検査結果は良好でした。20年ぶりに医師に褒められました。2カ月で食事の節制と運動で7kg減量したのですが、採血による数値が軒並み正常値になりました。まだ、やればできるなあ。と思いました。でも、20年前には、今と同じことをやって、1カ月で10kg減量しました。この違いは、きっと年齢によるものだと思います。肥満の細胞が鈍感になっているのだと思います。食事の量が減り、運動をしても伝わる率が低下しているのだと思います。困ったものです。intel 入ってないからなあ。

昨日、この人から、「この頃、ブログが白黒はっきりしているね」と言われました。「ダメ」ときめつけることが多いとの指摘です。言われてみると、そうかもしれません。以前、それもずっと前のことですが、読書に関することで、「教養がある人とは」という文章を読んだことがあります。それには、極論を吐かない人。とありました。右か左か。100か0か。それは一見、潔くみえるが、それは無教養の顕れであって、そこに成長はない。教養のある人は、きめつけることはしない。物事を多角的に眺めて、変化にも柔軟に対応する。そうなるには、色々な経験を積むことだが、その助けをするのが読書だ。というようなことが書いてありました。私はいたく感じるものがあって、反省しました。ですから、そのことは頭にあるのですが、何かに接すると、忘れてしまいます。成長していません。

今日は家内が職場の観楓会で阿寒湖畔泊です。豪華「鶴雅」とのこと。そこには、上司(といっても、ずっと若い)のお子さんも参加します。一歳半になるKタンです。わが家のアイドルです。家内は、今日、明日と、いっぱい一緒にいる時間があります。それが羨ましいです。パパ、ママが忙しくて、わが家に預ける状況に早くならないかと待ちわびています。来週の火曜あたり・・・という話もあるので期待しています。

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2005.11.11 御上にだって御慈悲はあるのだから
今朝の釧路は晴れです。気温は2.8℃(5:00)、気圧は1010hpaです。予報は曇り時々晴れ。予想最高気温は12℃です。

昨日のニュースで印象に残ったのは、東武野田線で運転士が自分の子供を運転席に乗せたとして解雇されることです。これは、YAHOO!ニュースにありました。だけど、この解雇処分、何とかならないのかと思ってしまいます。記事によると、運転士の奥さんと三歳の長男が、先頭車輌に乗車。それが、お父さんが運転する電車と知っていたのか、偶然だったのかは記事ではわかりません。どっちにしても、奥さんは、窓越しにお父さんの姿を見せてあげたのでしょう。親であれば当然です。でも、子供は興奮したのだと思います。そこからが予定外だったのでしょう。なんとしても運転席に入りたいとドアを叩いて騒ぐ子供。それをなだめようと、停車中に運転席のドアを開けた父親。そこに駆け込む子供。押し返そうとする父親。でも、発車時間がきて、父親は電車を遅らせてはならないと発車した。ということだったようです。社内規定では、人命を預かる運転士としては、あってはならない行為です。もしかしたら、子供が危険な行為をしたかもわからない。そりゃあ、確かにそうでしょうけど、なんでもかんでも杓子定規では役所と同じです。その役所だって、「御上にも御慈悲はあるぞ」というのですから、東武電鉄だって人の親の集まりでしょう。ここは、ぜひ、寛大な措置を望みたいです。子供にとって、運転士は夢の職業です。それは、昔も今も変わらないでしょう。もう少し、そこに観点を持っていってほしいです。と、東武電鉄にメールしました。

これは、2〜3日前の記事です。これもYAHOO!ニュースです。民間出身の中学校長が、修学旅行中に教師と350mlの缶ビール2本を飲んで懲戒を受けるようです。こっちは重い処分にはならないと思いますが、事件扱いになっています。これ、生徒に飲ませたというなら、行き過ぎだと思いますが、教師同士で飲んでどこが悪いのでしょう。あまりにも現場を知らない人が作った規則をこれも杓子定規にあてはめようとするだけです。これでは役所と同じです。と言おうと思ったら、これは役所でした。きっと想像するに、民間出のそれも30代の校長ということで、教師の側にも構えた面があったのだと思います。校長としては、それが処分対象と知っていても、学校から離れた場で教師と交流を深めるチャンスだったのだと思います。だいたい、民間出身の校長を公募したからには、こんなことくらい想定内でないと困ります。人材だけ民間、対応は役所のままでは何も変わりません。そこんとこ、どう思っているのでしょう?と、横浜市教育委員会にメールしました。で、抗議して誉めるのも変ですが、横浜市教育委員会のホームページは、「市民からの提案」にリンクされて、ちゃんと市外からも意見を述べられるスタイルになっていました。こういうところは、さすが横浜市だなあと思います。だからこそ、もっと柔軟な体制になってほしいところです。

これは、微笑ましい話題。今朝、トラックバックの通知があって、見たら「ガールフレンド(子の個)」とありました。訪れてみると、「 山地心太の現在を 親二人が記録する ベタな親バカブログ」でした。今日の書き込みには、心太君にガールフレンドができて、その子を見つめながら、左手でガッツポーズをしている写真が載っています。でかしたねぇ、心太君。

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2005.11.10 ここはあの時の・・・
今朝の釧路は晴れです。気温は4.1℃(6:00)、気圧は1013hpaです。予報は晴れ、夜には曇り。予想最高気温は10℃です。

何回かこの日記に書いたことのある「ほぼ日刊イトイ新聞(デリバリー版)」ですが、その書き出しは、いつもその日の天気に続いて「・・・東京魚籃坂から、『ほぼ日デリバリー版』を、おとどけいたします。」と始まります。この魚籃坂(ぎょらんざか)って、どこなのかな〜と気になっていました。それで、調べてみたら、「東京23区の坂道」というホームページに魚籃坂の解説がありました。魚籃坂という名は「坂の中腹に魚籃観音を安置した寺があるため名づけられた。」とのことです。場所は桜田通りに面した高輪と三田の境目でした。この坂を通った記憶はありませんが、坂と交差する桜田通りは何回も通った場所です。そのポイントのイメージはありませんが、周辺全体の印象は残っています(と言っても30年前ですが・・・。と言っても、その先の大学に通っていたということは、間違ってもありませんので念のため。なんて、言わなくてもわかることですが)。これで、これから「東京魚籃坂から・・・」を目にするたびに思い浮かぶ光景がインプットされました。なんとなく釧路から東京に近づいた気がします。

これと似ているけど、ちよっと違う経験もあります。本郷の清水旅館のことです。1968年(昭43)、高校の修学旅行で泊まった旅館です。当時は、学生運動のピーク時で、集会に出かけたバイトさんに代わって生徒達が布団を敷いた話は前にも書きました。定番の枕投げもやりました。クラスメイトの女の子のカメラを拝借して、現像したらビックリさせようと悪戯もしました。そんなこんな思い出がある旅館でした。場所は、その後何度も通うことになる後楽園球場に近く、その後も全く縁のなかった東京大学の側でもありました。で、2年後に秋葉原にある会社でバイトをすることになったのですが、その帰りに後楽園球場に寄るために、何度も何度もその前を通りました。でも、ず〜っとそれが清水旅館だと気がつきませんでした。私の中で、異なるイメージができあがっていたので、「この辺だったよな〜」と思っても、そこが清水旅館だとは気づかなかったのです。現実の清水旅館を目の前にしても、自分のイメージを修正するのに時間がかかりました。そういうことって、今でも時々ありますが、この時の自分の中での驚きがこれまでの一番です。

全く縁のない東京大学と書きましたが、強いて探せば新婚旅行のツアーで一緒になった人が東大の医学生でした。国家試験合格のご褒美旅行とかで、機内で一緒になりました。ツアーといっても、東大生と我々夫婦の3人だけでしたので、彼は旅先でも何かと我々田舎者の面倒をみてくれました。今はもう50歳を超えているでしょうから、どっかの大きな病院の重鎮になっていることと思います。私の中では、「あの人は今?」の一人です。

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2005.11.9 「パリは燃えているか」
今朝の釧路は晴れです。気温は6.0℃(6:00)、気圧は1007hpaです。予報は晴れ時々曇り、予想最高気温は10℃です。昨夜は突然、雹(ひょう)が降りました。透明の傘をさして外に出たのですが、そんなに寒気が入った雰囲気もないのに不思議な感じでした。

YAHOO!ニュースからです。「すっぴん美人の有名人」アンケートで、伊東美咲さんが1位に選ばれたそうです。確かに化粧なしでも美しい人だと思います。続いて、「すっぴんが見たい有名人」アンケートでは、飯島愛さんとフィギュアスケートの安藤美姫さんが選ばれたとのこと。これも、なんとなくわかります。そこで、この際ですから、「すっぴんが見たくない有名人」アンケートもやってみれば面白いと思います。でもこれ、考えてみると、「すっぴんが見たい有名人」につながるものがあるような気がします。違うかな?

Gにシコースキーという米国出身の投手がいます。そのシコースキーが、今季限りで解雇されることになりました。Gのやることは、あんまりです。今季、私がテレビ観戦した時は、その全てと言ってもいいほど中継ぎで登板していました。速球派の投手なのですが、登板した時に腕をグルグルと回す昔懐かしい動作をしていました。そして、チェンジになると、全力疾走でベンチに戻るのです。その時も必ず守る動作がありました。白線を飛び越えるのです。こういうパフォーマンスをする選手が少なくなった中で、いつも好感を持って見ていました。成績も結構いいと思ったのですが、Gは解雇しました。「何はなくても江戸むらさき」的な使い方をしておいて可哀想です。ローズの解雇はわかりますが、シコースキーのは納得できません。

パリの暴動で、海外紙が「パリは燃えている」と報じたことに、フランスが抗議したとの記事がありました。観光客が減ることへの懸念です。これは、映画「パリは燃えているか」をもじったものです。この映画、高校生の時に見ています。調べたら、1966年(昭41)の仏・米合作とありました。この3〜4年前に「史上最大の作戦」が公開されていて、それで「パリは燃えているか」も見たのですが、期待はずれだったことを覚えています。それが、後に単なる戦争映画でないことを知ったのは、NHKスペシャル「映像の世紀」を見た時です。加古隆さんのテーマ曲も印象的だったこの番組、子どもの頃から高校生にかけてみた何本もの映画が、何を言いたかったのかを改めて教えてくれました。そして、ビデオで「パリは燃えているか」を見たら、その時は、感じるものがありました。そうか、だから映画館では、高校生の料金と大人の料金が違うのだ。と思ったのですが、ちゃんとした高校生だったら、私が50歳になって思ったことを感じとっていたのかもしれません。ちなみに「パリは燃えているか」は、ヒトラー総裁が、連合軍の反攻があれば、パリを焼却せよと命じた将軍に対して電話口で叫んだ言葉でした。でも、将軍は独軍の敗北を悟り、焼却命令を発せずに投降したのでした。

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2005.11.8 「二人の銀座」
今朝の釧路は晴れです。気温は11℃(6:00)、気圧は998hpaです。予報は晴れ、夜には曇り、予想最高気温は14℃です。

先週の金曜日の午後から昨日まで、の〜んびりしました。休みはいいものです。時折、1週間も休むと職場が恋しいという人もいますが、全然そんなことありません。ついでに、旅行をして帰ってくると、「やっぱりわが家が一番だ」と言う人もいますが、私はずっと旅行をしていたいほうです。さらについでに、外食ばかりだと飽きるという人もいますが、私は外食大好きです。だけど、どれもこれも、そうはいかないのであります。ですから、今日からまた仕事です。

昨日のNHK-FM「つのだ☆ひろ のこだわりJ-POP!」は、デュエット特集でした。番組冒頭に平尾昌晃さん、畑中葉子さんの「カナダからの手紙」がかかりました。昭和50年代前半のヒットでした。北の峰スキー場(富良野)で、この歌と能瀬慶子さんの「アテンション・プリーズ」は、歌詞を覚えるほど聞かされましたので、よ〜く記憶しています。で、デュエット曲というと、私の一番は山内賢さんと和泉雅子さんの「二人の銀座」です。『♪ 待ち合わせて歩く銀座・・・』です。作詞:永六輔御大、作曲:ベンチャーズと由緒正しい曲でありました。1967年(昭42)には日活映画にもなって、私も見ているはずですが、ストーリーは全然覚えていません。翌年、高校の修学旅行で夜の銀座をバスで通った時、三愛ビルを見ては「ジャーンチャチャーチャチャチャチャチャチャン」とプロレスのテーマ曲を腕を振りながら叫び、続いて「二人の銀座」の大合唱となったのでありました。とにかく、この歌は洒落ていました。『♪ ペーブメントに寄り添う影がかさなる時、はじめてのキス』という部分があります。「ベーブメントって何だ?」「外灯でないか?」なんて言っていると、ガイドさんが「ベーブメントは舗道のことです」と教えてくれたのです。「やっぱり東京は洒落ているなあ」となりました。そして、「この1本裏が『みゆき通り』です」とも教えてくれました。誰も口に出して言いませんでしたが、きっと、髪の長い「みゆきさん」を想像していたと思います。でも、2〜3年後、そこに立って、それは間違いであることを知るのです。全然、ときめきません。

Googleパーソナライズドホームページの日本語版がスタートしました。My YAHOO!のようにニュースやエンターテインメントといったコンテンツを表示できます。ブラウザを起動した時にトップページにする部分です。でも、 Googleのこれ、いまいちです。なんか、垢抜けていません。Googleらしくシンプルだと言えないこともありませんが、使い勝手にも工夫がほしいところです。今後に期待です。

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2005.11.7 がまの穂
今朝の釧路は雨です。風も11m/sとやや強めです。気温は12.5℃(6:00)と暖かです。気圧は1007hpaです。予報も雨、予想最高気温は14℃です。

昨日は、家内も私も休みだったので、温根内(おんねない)の湿原散策に行ってきました。車で20分ほど内陸に向けて走った所にあります。環境省のビジターセンターもあって、気軽に湿原を楽しめます。前回は雪のある時だったのですが、今回は晩秋の湿原となりました。木道を進むと、上の画像(リンク切れ)にあるように、きりたんぽを茶色くしたような草がありました。家内曰く、「因幡の白兎が、毛をむかれた時に傷を癒した薬草」とのことでしたが、肝心な名前に確信を持てないようで、「がまの穂だったと思う」とのこと。「切り傷に効くガマは蛙だろう?」と無教養な私。結局、「がまの穂」で正解だったようです。昨日の湿原は、暖かくて歩くと汗ばむほどでした。帰りに寄ったビジターセンターでは、落ち葉を使ったポストカード作り教室の準備中でした。

全日本大学駅伝は、日大が14年ぶりの優勝でした。出雲の雪辱を果たしました。ここのところ、敵なしだった駒大は3位に甘んじています。ならば、正月の箱根も・・・となりますが、これが別ものなのが駅伝の面白いところです。箱根は10区の長丁場なので、チームの総合力が問われます。山を登って下りるので、ごぼう抜きもあります。ただ、伝統校の日大が箱根でも駒大の連続V5を阻む有力候補であることは確かです。今度の箱根も面白くなりそうです。

Gの臨時コーチに広岡達朗さんが就いたという記事がありました。広岡さん、なんか久しぶりです。二岡を鍛えるのでしょうか。広岡さんは、長嶋と三遊間を組んだ名手でした。背番号は2。広岡さんに関すエピソードで印象深いのがあります。ショートゴロがきたのでグラブを差し出して捕球。一塁へ送球しようとしたらボールがなかった。・・・長嶋がショートの位置まで走り込んで処理していたのです。この話、長嶋の俊敏性を言っているようですが、後に広岡さんは、捕球していないのにグラブに入ったという感覚。つまり、守備にはそれだけのリズムがあるのだと説いています。グラブに入ったという感触よりも勝る守備のリズム。それが生まれるのは練習以外のなにものでもないと言っています。名手であり球界随一の理論家でもあるのが広岡さんです。

一昨日が週休、昨日は代休、そして今日は定休です。この頃、連休に慣れましたが、ちょっと前までは半ドンで帰れる時(帰れない時のほうが多かったかな)の土曜日+日曜日だけでも、どっか行かなくちゃ、何かしなくちゃと興奮したものです。それが、4週6休から週休2日となって、ハッピーマンディーも登場。だんだんと連休が当然のようになりました。今、この有り難さを再認識しなくてはいけません。で、雨の今日は、東宝映画の駅前シリーズ「駅前探検」と「駅前開運」を見ることにします。

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2005.11.6 宗八カレイ
今朝の釧路は晴れです。気温は2.1℃(6:00)、気圧は1020hpaです。予報は晴れ、夕方から曇り、予想最高気温は13℃です。

昨日の夕食は、宗八(そうはち)カレイでした。一昨日は柳葉魚(ししゃも)でしたが、どちらも丸井今井百貨店前のリヤカーのおばさんから買ったものです。なんたって、おばさんが扱う魚は天日干しです。干し加減が絶妙なのです。スーパーや大型店のは、大量に扱うので機械干しです。この違い、口にしたらすぐわかります。柳葉魚とカレイは、丸井今井百貨店前のリヤカーのおばさんに限ります。これ、釧路人の常識です。

焼き魚では、宗八カレイですが、煮魚となるとババガレイです。そのババガレイの呼び名を「ナメタ」にするとの記事がありました。それはダメです。「ナメタ」というのは、「ヒレグロ」です。ひれのエンガワが黒いから「ヒレグロ」です。ヤナギカレイがそれです。そんなのとババガレイを一緒にするなんて無茶です。なんたって、焼き魚の宗八カレイ、煮魚のババガレイは、食卓のホームラン王です。ヒレグロなんかは、せいぜい連続出場記録くらいのものです。一緒にできません。ダメです。

昨日は、一仕事終えた安堵で、ぐっすり寝た朝を迎えたのですが、1日中ボ〜っとしていました。霧の朝だったので、ボーッと霧笛が鳴っているのかと思ったら、自分の頭の中でした。結局、昼過ぎに公園に行って写真を撮っただけで、amazonから届いたCDを聴きながら、ネット三昧でした。それにしても暖かいです。灯油が高いので、天気も気を遣ってくれているのでしょうか。このまま晩秋を終えるのかな?それとも、帳尻合わせの寒気が近いのかな?という間に冬が来ると思います。そして、北海道は冬が一番です。

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2005.11.5 柳葉魚
今朝の釧路は濃霧です。気温は4.9℃(6:00)、気圧は1015hpaです。予報は晴れ、朝のうち霧、予想最高気温は15℃です。

昨日の夕食は柳葉魚(ししゃも)でした。釧路産です。釧路の柳葉魚は品があります。釧路と品ということでは、該当する事柄が限られる中で、柳葉魚は胸を張って言える筆頭です。先月の22日から漁が始まっていましたが、昨日、ようやく家内が街に出る時間があって、買ってくることができました。釧路で海鮮品といえば駅前の和商市場ですが、この柳葉魚と宗八(そうはち)カレイは、丸井今井百貨店の前に出ているリヤカーのおばさんに限ります。ついでに言うと、紅鮭は丸井今井の地下にある北匠(ほくしょう)が一番です。柳葉魚は焼き過ぎないようにしなければいけません。で、昨夜も、柔らかくしっとりとした身の柳葉魚を美味しくいただきました。

毎年、柳葉魚のことを書いた時に一緒に登場するのが、ニンニクです。子どもの頃、今の時期から冬にかけては、軒下に干した柳葉魚とニンニクがおやつ代わりでした。この二つをルンペンで焼いて食べるのが常でした。柳葉魚でカルシウムを摂って、ニンニクパワーがつくわけですから、−20℃だろうが、雪の中だろうが、走り出さずにはいられなかったのです。

コニカミノルタが、デジタルカメラ(ミノルタ)とフィルム(コニカ)の事業を縮小すると発表しました。ミノルタはオートフォーカス一眼αシリーズで、ニコン、キャノンを追い上げた存在でした。コニカは誰もが知っている「ピッカリコニカ」でコンパクトカメラのシェアを独占状態にしました。フィルムでは、百年プリントがヒットしました。だけど、百年といいつつ、発売されてまだ20年くらいだと思います。縮小から撤退となったら、80年後にホントに色が褪せていないかどうか、論議することができないではないですか。フィルムに関しては、イルフォードやアグファといった海外ブランドが既に撤退しています。こうなると、コダック、フジの牙城に揺るぎないことを祈るだけです。

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2005.11.4 ネットにも釧路人気質?
今朝の釧路は曇りです。気温は12.6℃(6:00)と暖かです。気圧は1017hpaです。予報は朝のうち雨、昼頃から曇り後晴れとなっています。予想最高気温は14℃です。

このブログは、Niftyのココログです。昨日気がついたのですが、この1日から容量が大幅アップになっていました。無料コースで2GBです。 YAHOO!のブログが無料2GB、gooのブログは無料3GBとなっているので、Niftyも追従したのだと思います。なんだか、あっちもこっちも大盤振る舞いです。日本のブログ人口が、500万人に迫っているという記事を読んだ記憶があるのですが、500万人×1GBだと、どういう数字になるのでしょう?どっかに巨大ビル丸ごとサーバという図を想像してしまいます。DELLが価格を下げすぎて業績不振らしいのですが、ブログ関係は、そうならないように願いたいです。

ソーシャルネットワーキングというのがあります。私も会員になっています。特徴的なのは、会員になるには、友人、知人の招待が必要なことです。あとは、ブログに似ています。日記を書いて、その仲間がコメントを寄せます。日記が「友人、知人のみ」と設定をしていなければ、誰でも読めます。それで、この頃の楽しみは、「釧路」で日記の検索をすることです。アイスホッケーの話が盛り上がっていたり、晩秋の道東旅行記などがあって、何人もの日記を読んでいても、全然飽きることがありません。で、仕組みとして、訪れた先に自分のHN(ニックネーム)が、「足跡」として残ります。ですから、日記を書いた人は、誰が読みに来たかわかるのです。それで面白い書き込みがありました。「なんだか、北海道の人が多くないですか?」という日記です。「札幌や釧路の人が、はびこっている」とありました。別の書き込みには、九州の人が、「足跡を見たら釧路の人が多い。なぜ?」とありました。そこのところ、どうなのでしょう?ホントに北海道人が多いのか。その中でも釧路の会員が多いのか。なんだか知りたくなりました。もし、釧路人が多いのなら、これはブームかもしれません。としたら、飛びついて、すぐ飽きるというのが、釧路人の気質ですから、今のデータはあてになりません。

昨日は休みでしたが、職場に出ました。天気が良くて、カメラ持って出かけたい気持ちを抑えてPCに向かっていました。職場の前庭では、「吹奏楽フェスタ」に参加した女子高生が、鬼ごっこをして戯れていました。ホントに楽しそうに、追っかけたり逃げたりなのです。思わず、「いいなあ」と口から出ました。(女子高生がいいのではなく、その無邪気さがいいのです。念のため)私もブラスバント部でしたから、発表会を終えたあとの開放感というのを覚えています。あの気持ち、あの雰囲気を仕事でも味わいたい。そう思った一時でした。

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2005.11.3 創業記念日
今朝の釧路は晴れです。気温は2.8℃(6:00)、気圧は1023hpaです。予報は晴れ、夕方から曇り、予想最高気温は14℃です。

1979年(昭54)の今日、わが社は営業を開始しました。従って今日は、創業記念日です。社の設立は8月で、職員が顔を揃えたのは9月でした。あれから26年です。28歳だった私も54歳になって、一丁前の口を利いていますが、それは建前であって、本音の部分は全然成長していません。ですから、時々、自分でも可笑しくなる時があります。で、今日は創業記念日ですが、特に何もしません。休む人、早番の人、遅番の人、といつもどおりです。何もしないというのは、わが社の慣わしみたいなものです。普段が、イベントの日々ですから、自分のところはイベントなしです。

そこで、この5年間、どんなんだったか、Mujinaさんのマネをして過去の日記を読み返してみました。私にとっては、日記を読み返さないこと、というのが日記を長続きさせる条件なのですが、今日は例外です。

2004年11月3日は、朝からDVD「オールウェイズ」を見ています。オードリー・ヘップバーン生涯最後の台詞That to gain your freedom, you have to give it.『 自由は人に与えて初めて手にできる 』に感激しています。ホリー・ヴァランスとステイシー・オリコのCDもレンタルしています。

2003年11月3日は、テレビで全日本大学駅伝を見ています。「愛知の熱田神宮から三重伊勢神宮までの106.8km、8区間です。予選(選考会)で、神奈川大、順天堂大、中央大といった馴染みのある大学が姿を消していたので、興味半減といったところでした。結果は、東海大が初優勝。2位に大東文化大、 3位は山梨学院大でした」と書いています。駅伝、マラソン、ラグビーは欠かしたことがありません。

2002年11月3日は、「今日は文化の日です。国民の祝日に関する法律には、『自由と平和を愛し、文化をすすめる』のが文化の日とあります。23年前の今日、私の職場は営業を始めました。 28歳の時でした。毎年、この日が来ると『初心忘るべからず』と心に誓います。でも、世間は3連休。羨ましい気持ちが初心を上回ってしまいそう・・・。今日の昼は、創業記念日を祝って、醤油ラーメンにおにぎりもつけましょう」と、やはり最後は食い物で終わっています。

2001年11月3日は、「昨日は、九十九里浜に行ってきました。釧路の鉛色の海と違い、淡く青い柔らかな海でした。午後からは、日本橋丸善でジャズのミニライブを楽しみました。夜は門前仲町からお台場のフジテレビに行くことになり、球体にある中華飯店で食事をしました。東京タワーが近くに見えたのが意外でした。帰りは『ゆりかもめ』にも乗りました」とあります。九十九里浜と書いていますが、広末涼子さんが主演した映画「秘密」のロケ地、太東灯台に行ったのです。50歳の男がすることではありません。ミーハー丸出しです。夜、フジテレビの中華飯店では、東京の友人にご馳走になったのでした。あれは美味でありました。

2000年11月3日は、倉本聰さんの随筆を読んだことを書いています。「柿落とし(こけらおとし)のことで、倉本聰のエッセイに面白いことが載っていました。サントリーホールでの粋な演出のことです。サントリーホールの”売り”は、そびえるようなパイプオルガンです。開演時間が来て、照明にオーケストラが浮かび上がると、パイプオルガンの前に進み出る人がいます。観客はパイプオルガンの演奏から始まるのだと思います。でも、その奏者は立ったまま、パイプオルガンの音を試すかのように、たったひとつの音をブワ〜ンと響かせただけです。すると、オーケストラがその音を合図にチューニングを始めました。一風変わった光景のなりゆきを見つめると、パイプオルガンの奏者が客席に向かって振り向きました。見ると、その奏者はオーナーの佐治敬三だったのです。オーナーは微笑むと一礼をして袖に下がりました」とありました。これ、洒落た話なので、その後もあちこちで、見てきたように喋っています。「見た者でないとわからないけどさ」が私の口癖です。

文化の日に、こんなつまらない日記を最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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2005.11.2 富田ファームと+1
今朝の釧路は晴れです。気温は4.3℃(6:00)、気圧は1022hpaです。予報は曇りのち晴れ、予想最高気温は15℃です。

北海道新聞の夕刊、「私の中の歴史」は、ラベンダーの「ファーム富田」会長 富田忠雄さんです。昨日が連載の7回目でした。昭和50年、ラベンダーの写真が国鉄のカレンダーに掲載されたのが観光農園のスタートだったそうです。やがて、テレビドラマ「北の国から」が始まった頃(昭56)、丸太小屋の休憩所を作った。その前は、二張のテントだけだった。とあります。私が同僚と初めて富田ファームを訪れたのは、ちょうどその頃でした。ですから、今のように大型観光バスが行き交い、アジア各国の人が集う富田ファームは、なんか馴染めない気がしていました。でも、この新聞の連載を読んで、富田さんは、ずっと変わらなかったことがわかりました。休憩所を作る時、融資を受ける条件が商工会に入ることだったそうです。それが商売のようで嫌だったと語っています。富田さんが、一儲けしようと思ったのではなく、人が勝手に押しかけたのです。私もその中の一人だったのです。昨日は、富田さんのおばあさんの開拓時代の話でした。−30℃の夜、寝たら凍死するので、一睡もせずに夜を明かしたこともあったそうです。そう語ったおばあさんに富田さんは尋ねたそうです。そんな生活で何に希望を託したのか。その問いに、子供、孫の時代になれば、この土地が花開く。と答えたそうです。そして、そのおばあさんがよく見た夢が、きれいな花畑だったというのです。それが、ファーム富田につながったのです。さらに最後の〆がいいです。「うちは、じいちゃんも父も僕も、血液型はB型の血統なんだ。だからなのかなあ。ロマンを追い続けるというか、自分勝手な夢を追っているわけだ」。やはり、富田さんは昔と変わっていませんでした。

沢木耕太郎さんは、映画と読書にスポーツ観戦があれば人生は楽しいと言っています。そのとおりだと思います。でも、これにあと一つ足すとしたら、それは何でしょうか。家内に聞いてみたら、旅、温泉、森と答えました。きっと、本人の中では、この三つが一つに繋がっているのだと思います。私の場合は・・・と考えると、やはり、なかなか一つには絞れないものです。すぐに思いついたのはカメラです。次が野営。そしてジャズ。そういえば、90年代半ばに初めて作ったホームページは「ジャスと野営」というタイトルでした。十勝岳麓の白金野営場にソロテントを張って、山の噴煙を眺めながら、ウオークマンでジャズを聴くというのが、夏から秋にかけての過ごし方でした。あと一つ、雪原を眺める双眼鏡も候補です。風に舞った雪が、輪になって転がる光景を双眼鏡の中の圧縮された映像としてとらえるのも冬ならではのものです。やはり、四つ目をきめるのはむつかしいです。だから、最初から三つにしたのかもしれないです。

「SHINJO選手来季契約 合意のお知らせ」にまずは一安心です。新庄のいない日ハムは、コーヒーのないクリープみたいなものです。来季もSHINJOらしさを見せてほしいです。そして、できれば日ハムもプレーオフに出てほしいです。

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2005.11.1 「カメラ日和」
今朝の釧路は快晴です。気温は−0.2℃(6:00)と冷えました。花壇を見ると霜が降りて白くなっています。気圧は1019hpaです。予報も晴れ、予想最高気温は14℃です。

画像(リンク切れ)は、工事が進む回転寿司の真打ち「なごやか亭」と焼肉レストラン「朴然」です。広告では、蔵のイメージの建物とのことでしたが、そんな感じになってきました。オープンは12月初めです。四方を寿司屋さんに囲まれる(東:なごやか亭、西:えび寿、北:誠、南:ジャスコの回転寿司)わが家は、なんて幸せなのでしょう。ビフォーアフターで紹介されるリフォーム後の家族の心境です。なごやか亭がオープンしたら、錦皿の牡丹エビからいってみようと思っています。

「カメラ日和」という雑誌があります。株式会社第一プログレスという会社が出版しています。竅iえい=偏は木で旁は世)文庫が、ちょっと昔のフィルムカメラを中心にした構成なら、「カメラ日和」はピンホール(針穴)カメラやHOLGA(中国製)、ポラロイドといったトイ系(安価なフィルムカメラ)を中心にしています。このデジカメ全盛の時代にフィルム?と思うのが一般的です。現実にプロカメラマンの渡部さとるさんは、ご自身の一昨日の日記に EOS5D(デジタル一眼)を称賛して、「もう、仕事で35ミリのフィルムを使うことはないだろう」と書いています。この『仕事で』というところが、プライベートでは別ということで、そこにフィルムカメラの味わいや楽しさを現しているのですが、何れにしても世の中、デジタル一辺倒です。でも、「カメラ日和」は売れているのです。VOL.1、VOL.2が相次いで売り切れになり、1冊780円の雑誌が、YAHOO!オークションでは2500円で取引され、VOL.1、VOL.2のセットなら6000円〜8000円になっています。それも、出版社が増刷した後もその状況が続いています。まさか、雑誌で初版1刷のプレミアムはないでしょうから、それだけ求めている人が多いのだと思います。この兆候、なかなかいいのではないでしょうか。ちょっと昔のカメラには持つ喜びがあります。そして、トイカメラには写った喜びがあります。デジカメのように、すぐ結果が見られないので、現像が上がるまでのワクワク感のようなものもあります。こういうのも、ひとつのスローライフでしょうか。

渡部さとるさんのホームページは、http://satorw.com/です。

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A Moveable Feast